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2008年02月02日

●橋下徹は、国家権力の犬か

 2月1日(金)の朝刊(『毎日新聞』)を見て驚いた。1面に「国政に異議言うべきではない 岩国市長選 応援で橋下氏」とあったからである。
 アメリカの空母艦載機部隊の移転をめぐり、06年に住民投票と市長選で反対派市長が当選。国は、報復として補助金を打ち切り。現反対派市長があらためて民意を問うとして辞職した。その市長選で、賛成派自民党の候補の応援に関わった橋下の発言である。
 橋下の意見としては、「国防における防衛政策に関して、自治体が法律上の手続きを使って異議をさしはさむべきではない」ということだそうだ。
 まあ、彼の奴隷根性はどうでもよい。彼の思想からして容易に想像できることである。問題は、「国の防衛政策に、地方は逆らうな」と、知事の立場から住民に押しつけている点にある。沖縄をはじめとして、米兵を受け入れる自治体において、米兵の不法・無法行為に苦しめられている現実を無視するつもりだろうか。米兵がおこす様々な犯罪について苦しめられているのは、日本だけではない。隣の韓国においても同じであるし、米軍が駐留しているすべての国で、住民が犠牲になっている。。
 住民が、地元において、安全で平和な暮らしを望むのは当然のことである。これは、国の国防政策においても同じことである。岩国市民の多数が移転に反対であれば、国はその住民の意思を最大限、尊重すべきである。
 さらに、橋下は言う。
 「(移転が)国政の現場で決定され負担を被る以上、利益や便益を国に主張すべきだ」 
 これを奴隷といわずして何というのか。国政の現場で決定されたことには従え。しかし、負担を強いられる分、お金をせびればよいというのであるから、許し難い。
 安全や安心、平和な暮らしというのは、金に換えられるものではない。米兵に強姦された女性や殺害された一般人など、世界中にたくさんいるが、いくらお金を積まれても、満足できるものにはならない。当然である。移転を受け入れ、国から何らかの利益や便益を得て、立派な集会場や施設などができても、まったく意味はない。住民にとって大切なことは、安心で安全な暮らしなのだ。

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2006年12月08日

●ハワイ・カメハメハ学校にみる歴史の重み

カメハメハ1世
 ハワイ王国を建国したカメハメハ大王という名前は、知っていたが、その名前が冠された学校があるとは知らなかった。
 ハワイにあるカメハメハ学校というのは、なんでも、その曾孫にあたる王女の遺志によって、ハワイの先住民族がアメリカ合州国から受けた不利益=差別から民族を守るために、1883年に設立されたらしい。
 こうして設立されたカメハメハ学校は、ハワイの先住民族の子どもたちを優先的に受け入れ、格安の学費で教育を提供しているという。
 こうした歴史的経緯を経て設立されたカメハメハ学校にたいして、先住民優先の入学制度が違法であるとして、原告白人が裁判をおこした件で、12月5日にサンフランシスコの連邦高裁が「合法」という判決を下した。判決要旨も原告白人の主張は、よく分からないが、僕の考えでは、まったくの「合法」であるし、むしろ州政府がもっと先住民の子どもの教育に力を入れるべきなのではないかと思うくらいである。
 社会的に不利益を受けている人への「優遇」措置に対して、「逆差別」という人が、ときどきいることは知っている。しかし、さまざまな不利益を無視して、均一な政治をおこなうことの方が、むしろ差別ではないのだろうか。
 たとえば、消費税を導入する際、あるいは消費税を3%から5%にあげる際に、自民党の国会議員からたびたび聞かれる言葉が、「消費税は、幅広く国民から負担していただける税制度である」という論理がある。この消費税の持つ均一性は、国籍を有する「国民」のみならず、日本で暮らす多くの外国人にも適用される。政治的な権利は何もないにもかかわらず、子どもから外国人まで、広く税を負担させられるのであり、やはり不平等感をぬぐえない。
 また、消費税は、年収200万の世帯にも1500万円の世帯にも「平等」に負担させられる。しかし、品物に対する割合という意味では、5%と同じであるが、年収からしたときには非常に不平等であるとしかいいようがない。
 仮にいうなら、人が1人、生きていくために、大阪では月に15万あれば、最低限度の生活はできるだろうか。そうすると、月収20万の人と、月収100万の人では、消費税の重みはまったく違うのだから。
 社会的に不利益を受けている人と受けていない人では、たとえ法の下で「平等」であっても、それは真の「平等」ではあり得ない。
 カメハメハ学校が、ヨーロッパから渡ってきた白人によって差別されてきた原住民(日本人を含めたアジアの民族と極めて似ている)を保護する目的を持つということは、絶対的に尊重すべきである。社会的差別を解消するためには、個人の努力をこえた様々な努力が必要であると思うばかりである。

※参考記事
 ▼Morty Hawaii V3「仁義なき戦い/カメハメハ学校編」
 ▼阿修羅「カメハメハ学校は公費支援のない学校らしい。反「人種差別」を悪用している例のようです。」

2006年11月21日

●今日の出来事~~電車でのひとこま

 今日、移動中の電車の中で、ユニークな“事件”が起こった。
 座席に座って、朝刊を読んでいると、60歳くらいの女性が突然、
 「すみません、この子、自閉症で新聞を見ると興奮するんです!」
 と、僕の元に駆け寄ってきた。驚いて、顔をあげると、まさに息子さんが興奮した面持ちで、僕が持っている新聞につかみかかろうとしていた。で、少し新聞が破れ、お母さんが申し訳なさそうに、「すみません」と言い、僕も「いやあ、すみません」とそそくさと新聞をカバンにつっこんだ。
 彼の手元を見ると、細かい時の書いた分厚い本がしっかりと持たれている。彼は、たぶん、僕が想像するに細かい字が書かれた紙が好きなのではないかと思う。細かい字がびっちり書かれた“模様”、そして紙の手触り、めくったり握ったり破ったりするときの紙の音が好きなのではないかと思うのである。
 僕の連れ合いは、障害のある人の芸術性をサポートする職場で働いている。家にも、多くの絵や陶芸などの作品が飾られている。おおらかに書かれた絵も好きなのだが、自閉症の人が書いた精密な緻密な絵は、僕は大好きだ。
 彼もまた、そういう作品群を生み出すアーティストと同じような感性を持っているのだろう。
 イヤ、今日の出来事は、面白かった(*^_^*)

2006年11月16日

●安倍政治の姑息さ

 教育における憲法といわれる教育基本法が、15日夕方に衆議院特別委員会で自民党により強行採決された。
 教育が「100年の大計」といわれる言葉に比しても、あまりにも軽薄で酷いやりかたである。国民的な論議があまりにもなさすぎる。僕の職場でも、教育基本法に関する話題などまったくなかった。
 さて、小泉前首相は、パフォーマンスを全面に押し出し、ワンフレーズの軽い言葉で、庶民の生活を追い詰める政治を行ってきた。たいして、安倍首相は、イメージの良さだけで、目立たず、こっそりと庶民の生活を苦しめる悪法を次々と成立させようとしている。きわめて危険な状況であるといわざるえない。
 11月15日の『朝日新聞』で、中川秀直・自民党幹事長が
 「安倍総理は、(自民党総裁任期の)2期目に必ず憲法改正の手続きに入るだろう。政界再編してでも憲法改正を実現する決意だ」
 と報道されているが、穏健なイメージを残しながら、その実、裏で教育基本法の改正、憲法改正などをたくらみ、実行していっている。マスコミの報道を注意深く観察すると同時に、保守、中道、革新など、思想信条にかかわりなく、安倍政治に危惧をいだく人々は、力を合わせて、安倍内閣の早期崩壊の原動力ならないといけないと強く思う。
 良心的なブロガーは、トラックバックの網の目を張り巡らそう。小異を残して大同につき、安倍首相の退陣のうねりを!

2006年11月08日

●中国の外貨の行方。。。

 中国の外貨準備率が、1兆ドル(120兆円ほど)を突破し、世界最高の外貨保有国になったよう。
さて、このことは世界の政治にも大きな影響を与える。この120兆円もの膨大な資金をどこで運用するかが大きな問題だからである。
 こうした状況からも、反中国といった姿勢が、日本からもなくなり、民族蔑視や排除などがなくなればいいと思うのだが、経済オンチといわれる安倍首相が、この莫大な資金を日本市場に引き込むという国益重視の対中国政策、アジア外交をできるかどうか(汗
 まあ、一賃金労働者の僕からすると、潤沢な資金を運用して得た金が、中国をはじめ世界の人民の幸福のために使われるのかどうかというほうが気になる。なんといっても、世界最高の外貨保有国が、中華人民共和国なのだから。。。

◆中国の外貨準備高、1兆ドルを突破

中国の外貨準備高が10月末で1兆ドル(約118兆円)の大台に乗せた。2位の日本は9月末で9000億ドル弱にとどまっており、外貨準備が1兆ドルを超える国は初めて。貿易黒字が前年を6割上回るペースで増え続け、大量の外貨が流入した。
中国がためこんだ外貨をどの国の通貨で運用するかが世界の金融市場に大きな影響を与えそうだ。国営の中央テレビが6日夜に国家外貨管理局の情報として報じた。
2006-11-07 『NIKKEI-goo 日経ニュースメール』
2006年11月01日

●竹中平蔵・前総務相が残した新型地方交付税

 『ゲンダイ』紙11月1日号に、見慣れぬ言葉が。「新型地方交付税」とやらが、07年度予算から導入されるという。
 要は、これまでの地方交付税と違うのだが、何が新型なのかというと、自治体の人口と面積に応じて、地方交付税を分配するものだという。
 結論から言うと、これは不平等の塊なのではないだろうか。大都市をかかえる自治体からすれば、「人口の多い我々の自治体はそれだけの税金を払っているのだから、地方交付税も人口に応じて配分されるのが平等」というかもしれない。しかし、大都市を抱える自治体は、それだけ多くの地方税収入があるのだから、地方交付税は少なくていい。むしろ、人口が減っていて税収も減っている自治体に多く配分することによって、平等が保てるのではないのか。
 人口と面積に応じて、地方交付税が決まるのであれば、面積が小さく人口の少ない自治体は、地方交付税の配分が少なくなり、住民サービスに不備が出てくる。そうすると、ますます人口が減り、、、と、負のスパイラルに陥る可能性が出てくる。逆に、人口の多い自治体はますます豊かになり、周辺自治体から、人口が流入してくるのではないのか。これこそまさに不平等の再生産となる。
 いずれにせよ、この新型地方交付税とやらは、都市と地方の矛盾を解決するものではなく、むしろその格差を広げるものになることだけは、まちがいなさそうである。

政府は24日の「経済財政諮問会議」で、「新型地方交付税」を07年度予算で導入していくことで合意した。新型交付税とは、自治体の「人口」と「面積」に応じて地方交付税を分配するというものだ。これは、竹中平蔵前総務相が残してった負の遺産である。
『日刊ゲンダイ』(11月1日)
2006年10月24日

●経済発展の通る道

 僕が、子どものころ、つまり70年代半ば、大阪の水質汚染や大気汚染はひどかった。たぶん、大阪だけではなく、東京や名古屋などもひどかったとおもう。
 川は、工場廃液で汚れ、薬品の悪臭で満ち、電車で川のうえを通るときには息をせずにこらえていた。大阪湾も、コーヒー色をしていて、それはそれはひどかった。
 経済的な発展というのは、数字だけみるとなんだかスゴイような気がするのだが、多くの労働者の命を奪い、健康被害を与えたにちがいない。
 さて、すさまじい勢いで経済成長をする中国であるが、そういうニュースを聞くたびに、工業地帯周辺住民の健康や生命、あるいは工場で働く労働者の健康問題など、また水質汚染や大気汚染など公害問題などは深刻だろうなと、思っていた。
 そんななかで、中国・経済特区の深セン市が環境対策をとることを決定したようである。深セン市における公害問題がどれほど深刻なもので、この対策がどの程度実行性のあるものか分からないが、深セン市および中国政府には、経済発展を遂げた国で、深刻な公害問題が発生し、尊い人間の命や健康被害うけた人が数えきれないほどいるという歴史からの教訓を真摯に学び、同じ過ちはくりかえさないようしていただきたい。

香港に青空は戻るか

発展著しい中国・深セン市政府はこのほど、向こう5年間の環境対策を盛り込んだ「深セン市治汚保潔行程行動計画(2006~2010年)」を発表しました。300億元(約4,500億円)を投じ、大気と水質を改善させる294項目のプロジェクトを推進するそうです。(10/17付The Daily NNA香港・華南版)

大気汚染対策としては、7億元を投入して媽湾発電所に脱硫装置を導入したり、5億元で月亮湾や宝昌などのガソリン発電所を天然ガス発電所に転換する計画。これにより深セン当局は、年間で二酸化硫黄3万トンと二酸化窒素46,000トンをそれぞれ削減できると予想しています。

この恩恵に授かれると期待しているのが大気汚染に苦しむ香港なんです。環境保護団体のグリーンパワーは、珠江デルタ地区の工場と発電所からの廃棄物が香港の空の汚
れの一大要因と主張。特に西北風が吹く季節には、深セン西部にある発電所の二酸化炭素が香港に大量に流れてくるようです。なので、深センの計画が香港の環境改善に大きく寄与するとの期待は高まるばかり。はたして香港に青空は戻ってくるのか。計画の成り行きに注目です。

2006.10.23(月) NNA BUSINESS MAIL

2006年10月09日

●北朝鮮による核実験弾劾!

 今日、僕は仕事だったのだが、家に帰り、連れあいから北朝鮮が核実験をおこなったということを聞いた。
 まったくもって許し難い。
 その第1として、僕は、核の平和利用など存在しないと考える。核と人類は、共存しえない。したがって、当然のことながら、兵器としての核など許すことなどとうてい認めることができないのだ。アメリカにせよ、ソ連にせよ、第2次大戦後に、多くの核実験をおこなってきた。初期の核実験では、地上でおこない、実験に立ち会う兵士は当然のことながら、地元に住む人たちもたくさんの人々が、被曝している。いわば、人体実験をしていたようなものだ。こんなことを、朝鮮半島や日本を含む近隣で再現してはならない。

 上の表は、アメリカ、ソ連、イギリス、フランス、中国における核実験の回数の表(原子力図書館げんしろうより)である。アメリカは、1996年までに、大気圏内の核実験を200回以上、地下核実験を800回以上、ソ連は大気圏内の核実験を200回以上、地下核実験を500回近くおこなっている。これすら断じて許すことができないが、さらにアメリカと同じ土俵にたって、核を政治利用するなんてとうてい許すことができない

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2006年10月08日

●市長は、政教分離を理由に、神社の例祭出席を断るべきか


 奈良の生駒市長が、往馬(いこま)大社の「往馬の火祭り」への参加を断った。山下市長は、理由として「例祭での拝礼と玉ぐし奉納が宗教的活動にあたり、政教分離原則に反する」と説明している。
 この判断が、いいか悪いかはともかく、僕は、非常にすばらしい市長であると思った。それは、彼が弁護士であり、自らの法に対する責務を忠実に守っているという点を評価したい。もし、弁護士でない市長であれば、「あらっ、まじめな人もいるモンだ」と思うところであるが、こんな弁護士がいるというのは、本当にすばらしいと思う。
 生駒市では、山下市長は、少数派なので、議会ではたいへんである。
 かつて、大阪で、東大阪市長に共産党員の市長が誕生したときは、本当にたいへんであった。議会の多数が、野党であり、自民党をはじめとする野党が、くだらないことを延々と文句をつけ、議会が半年以上(正確な日数は忘れました、、、)にもわたって開かれないという状況が生み出されたことがあった。議員というのは、市民のために働くのが当然であり、共産党市長が自分の思想信条に反することを言えば、堂々と反対すべきであるが、反対のために反対をおこなう野党議員には、「日本という国は、本当に田舎やな。近代民主主義のかけらすらない。代議士という意味を分かってんのか」と、怒りを通り越して情けない気持ちになったものだが、生駒市では、そこまで酷くはないものの、ある意味、同じような状況がおこっている。
 野党が、議会の多数派であるということ自体、たいへんなのに、往馬大社という非常に立派な神社の「往馬の火祭り」に参加しないことは、また野党諸派から攻撃を受けるだろうが、それも引き受けてのことだろう。
 ぜひ、がんばって欲しい。

 奈良県生駒市の山下真(まこと)市長(38)が、8日に往馬(いこま)大社(谷野浩重宮司)で開かれる「往馬の火祭り」への参加を断っていたことが分かった。弁護士でもある山下市長は、理由を「例祭での拝礼と玉ぐし奉納が宗教的活動にあたり、政教分離原則に反する」と説明。鎌倉時代から続く伝統行事だけに祭り関係者から「杓子(しゃくし)定規に考えなくてもいいのに」との声も出る一方、専門家の間でも意見は分かれている。
……
 奥村文男・大阪国際大教授(憲法学)は「公費を支出するとしたら問題だが、特定の宗教を利用したり圧迫したりする事例とも考えられず、社会的な儀礼として参拝することは問題ない。市長は神経質になっているのでは」と話す。一方、横田耕一・流通経済大教授(憲法学)は「参拝は明らかに政教分離に反する。市長の判断は妥当ではないか」と理解を示している。
毎日新聞 2006年10月7日 18時27分
2006年10月06日

●京都保護計画委員が、「ミサイルが当たればいい」と発言


 世界人権問題研究センター所長で、京大名誉教授である安藤仁介氏が、「京都市国民保護計画」が「必要ないという考えの人に北朝鮮のミサイルが当たれば良かった」と暴言を吐いた。とてもじゃないが信じられない。
 この安藤という人は、問題になったあと、「当たらないと、普段の備えの大切さが分からないのか、と問いかけたかった」と弁明しているが、全くの筋違いである。なぜなら、彼が委員を務める「京都保護計画」というのは、「武力攻撃やテロに備え、住民の避難方法などを定める」ものであって、それが定められたからといって、ミサイルが飛んでこないわけではない。ミサイルが飛んできたあとにどうするかという問題である。その計画に異議を唱える人に対し、「当たらないと、この計画の意味が分からない」とするのは、全くの暴言であり、反対派に憎しみを込めているといいようがない。「普段の備えの大切」などともっともらしいことをいうが、京都保護計画は、普段の備えではないだろう。ことが起こったあとの処理のことである。まったく問題外である。
 こういう人物にだまされてはいけない。ミサイルが当たれば人は死ぬのであり、死を強制するというのは、最大の人権侵害である。こうした人物が人権を語るなど、とんでもない話だ。
 


京都保護計画:委員が問題発言…反対者にミサイル当たれば



 武力攻撃やテロに備え、住民の避難方法などを定める「京都市国民保護計画」について検討する協議会の委員、安藤仁介・京大名誉教授(国際法)が、8月の会合で「(計画が)必要ないという考えの人に北朝鮮のミサイルが当たれば良かった」と発言していたことが分かった。一部の市議は「市民に当たってもよいと解釈でき、委員にふさわしくない。やめるべきだ」と批判している。


 協議会は、04年に施行された国民保護法に基づき市が諮問し、委員は警察や消防、有識者ら44人。安藤名誉教授は、国際紛争を仲裁処理するオランダ・ハーグの常設仲裁裁判所の裁判官も務め、国際人権規約委員会の委員でもある。


 「問題発言があった」と市議が市に資料提出を求め、市が5日、資料を提出した。資料によると、発言は「残念ながら日本には、そういうものは必要ないという考えの方もおられますので、北朝鮮のミサイルがそういう関係者に当たれば、私は良かったと、本当に逆に思うこともあるのですけれども」という内容。


 安藤名誉教授は取材に対し「問題視する人は『反対派は消えてなくなれ』と曲解している」と説明。ミサイルを発射できない状況を作り出すことが一番望ましいという考えが基本にあり「当たらないと、普段の備えの大切さが分からないのか、と問いかけたかった」と話した。


 市は「発言の真意は国民保護にかかわる教育や啓発の重要性を述べたものと解釈している」として、今後も委員を続けてもらう方針という。

2006年09月22日

●亀井静香氏いわく「安倍は葛藤にもだえ抜き、狂い死ぬ」

 『日刊ゲンダイ』9月22日号に、亀井静香氏の安倍晋三評が載っていた。僕は、亀井氏については、裏表のない政治家であると思っている。もちろん、思想的には正反対であるが、保守政治家としては一目おいている。
 まず、亀井氏は小泉政治にたいし、鋭い批判を入れている。
 「小泉政権とはね、人を物のように扱う政治をしたんです。」
 と結論づける。規制緩和により、正社員を減らし、派遣社員、パートを増やしたことを弾劾している。そして、
 「日本はひどい国になったなあ。マンパワーが誇りだったのに、もう焼け野原じゃないですか。」
 という。
 まったくその通りだろう。
 日本は、国土も狭く、さらにうち7割が森林である。資源も乏しい。そういう日本を、戦後の経済復興をとげ、世界有数の経済大国にしたのは、額に汗して働く労働者であった。ただひたすらまじめに働く労働者を無視して、国の発展などありえない。
 さらに、現在の日本を築いてきた高齢者には、非常に冷たい対応を行っている。冷酷非道といってもいい。国や会社のために、身を粉にして働いても、老後、国から捨てられるという姿を若い人がみれば、まじめに働く気さえ起きないだろう。
 さて、亀井氏は、小泉政治の犯した罪を断罪しつつ、安倍氏の小泉政治の継承について、次のように分析する。
 「晋三くんは小泉政権の継承者に祭り上げられてしまったが、自己矛盾を抱え、政治的良心との葛藤にもだえ抜き、狂い死にしていくのではないかと思う。」
 僕は、「小泉政権の継承者に祭り上げられ」たとは思わない。むしろ、首相になれなかった親父に代わり、アメリカ型の強権政治をみずから進んで行いたいのだろうと思っている。それは、なによりも自民党総裁選で、目標としていた7割以上の支持が果たせず、総裁に選ばれたにもかかわらず、喜びというよりも、むしろ苦虫を噛んだような表情に表れている。得票としては6割強、しかも一般党員の投票率も低く、さらには「安倍晋太郎」と書いた国会議員もいたというのだから、強権政治を発動しようにもできない。
 それはともかく、亀井氏が「自己矛盾と良心との葛藤にもだえ抜き、狂い死にしていく」という分析をしているところに、安倍晋三の弱さをみた。
 いろいろと、威勢のいいことを言ってはいるが、実は非常に線の細い小人物であるということである。さらに、彼の人脈には、怪しいつながりも多くあるようだし、それも含めて考えると、やはり首相という器ではないとしか思えない。
 ただ、だからといって、「自滅する」と安易に考えるべきではないと思う。野党は、小異を大切にしながら大同について、安倍政権打倒にむけて戦うべきだし、良心的な市民であるブロガーは、安倍政権批判記事のトラックバックを網の目のように張り巡らせて、世論を喚起して、安倍政権を超短命のうちに終わらせないといけないのではないか。

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●「ブッシュは悪魔」 ベネズエラ大統領の国連演説に拍手

 今日、職場で、朝日新聞の夕刊を見ていて、思わず注目してしまった。で、今日のブログのエントリーはこれだ!と。
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 残念ながら、南米ベネズエラの状況等は、よく分からないが、チャベス大統領の
 「アメリカ合州国大統領が、世界を所有しているかのような演説」
 と非難している言葉が、とてもリアルで、胸に響いた。
 全くその通りだろう。しかも、ベネズエラは、地政学的にも、アメリカ合州国に非常に近く、さまざまな政治的な影響を受けていると、簡単に推測できる。その大統領が、国連演説史上、類を見ない激しい演説をしたというのは、ブッシュの傲慢さにはらわたが煮えくりかえるほど、いかっておられるのだろう。
 さらに、この新聞記事で非常に感銘を受けたのは、一般演説15分というルールをはるかに越えて、24分も演説したにもかかわらず、他の演説に比べ絶賛の拍手を得たということである。
 もちろん、日本や欧州などの先進国の国連大使が、どう感じたかは知らないが、大国云々を抜きにすれば、「ブッシュこきおろし!」「ブッシュは悪魔!」というのが、納得できたのだろう。
 これから、ベネズエラの政治にも注目しなければならなくなった(^_^; 

「ブッシュは悪魔」 ベネズエラ大統領の国連演説に拍手

 国連総会一般討論で20日、ベネズエラのチャベス大統領が登壇し、ブッシュ大統領を名指しして8回も「悪魔」と呼ぶ、国連史上例のない激しい演説をした。
 チャベス氏は、前日ブッシュ大統領が同じ演台から演説したことを念頭に「悪魔が昨日ここにきた。まだこの演台は、地獄のにおいがする」と述べてから、十字を切り、両手を合わせて天を見上げるなどパフォーマンスを披露。演台を示しながら「ここで、私が悪魔と呼ぶ米国大統領が、世界を所有しているかのような演説をした。精神科医に分析してもらうべきだ」とこき下ろした。
 一般討論の演説は15分ずつと定められているが、9分近くオーバー。前日6分近くオーバーしたブッシュ大統領よりも長かった。原稿なしで、大半を米国批判に費やしたが、終了後は他の演説より長い拍手を受けた。
 演説後、米国のボルトン国連大使は「これは侮辱だ」としつつ「あのような演説に反応はしない」とコメント。記者団から「あの演説が大きな拍手を受けたことは、課題があることを示しているのでは」と問われ「チャベス大統領はこの国で言論の自由を行使できる。彼が自国民に言論や報道の自由を認めないのはとても残念だ」と切り返した。
 国連本部では「演台を靴でたたいた旧ソ連のフルシチョフ首相演説以来の珍事。総会の品位といったことよりも、こうした演説が喝采を受けてしまう国際社会の現状の方が深刻だ」との声も上がった。

 9月24日追記
 tamyレポートさんの記事「「悪魔」が「空爆して旧石器時代に戻す」と・・・」に、上記ベネズエラ大統領の演説の日本語訳が紹介されていました。tamyレポートさんの記事とともに、読んでいただけると、とても分かりやすいと思います。
 ベネズエラ大統領の国連演説「2006年チャベス国連演説」

2006年09月21日

●タイのクーデターと日本経済

 タイで、クーデターが起きたよう。仕事がら、なかなかテレビのニュースは見れず、もっぱら情報は、メールニュースで仕入れるので、詳細はよくわからない。
 さて、問題は、日本経済の動向である。
 日本経済は、中国や韓国のみならず、多くのアジア諸国との関係の中で成り立っている。日経ニュースメールによると、日産が2工場、ホンダが1工場、トヨタも2工場、操業を停止させている。
自動車産業は、日本の基幹産業であり、大変なダメージを受けることはまちがいない。この騒ぎが長期化するほど、大変なダメージを受けるだろう。
 自動車のみならず、日本の産業は、極限にまでコストを下げる努力をしている。人件費だけではない。部品や材料にしても、在庫を出さないように綿密に計画されて生産している。ここで、タイの工場が止まってしまえば、こうした在庫をなくすことによるコスト減という方法が根本から崩れてしまう。タイから部品を受ける方の工場も停止せざる得ない。なにしろ、在庫を出さないよう、生産調整しているからだ。
 このタイのクーデターにより、日本の経済構造の弱さと、アジアの国々の動向をしっかりと把握し、途切れ目のないアジア外交の必要性をあらためて感じる次第だ。一体、小泉政権下の外交は、どうなっているのだろう。
 靖国や拉致やで外交を論ずるのではなく、もっと大局から外交を論じていただきたい。
 といっても、安倍サンじゃあ、役不足か。。。

2006-09-20 『NIKKEI-goo 日経ニュースメール』
 ◆日産自など自動車各社、タイのクーデターで現地生産に支障も
 19日に発生したタイの軍によるクーデターを受け、日本の自動車メーカーの生産に影響が出始めている。首都バンコク近郊の2工場で車両を生産する日産自動車(7201)は、20日の操業を停止。従業員を自宅待機させた。
 ホンダ(7267)ではバンコクの二輪車・汎用製品向け工場を通常通り稼働させる一方、アユタヤ地区にある四輪車工場は20日午前8時から午後5時(現地時間)まで操業を停止する。2つの車両工場を持つトヨタ自動車(7203)も従業員を自宅待機させている。〔NQN〕
2006年09月13日

●「美しい国」にするためには

 安倍サンが、『美しい国』をキャッチフレーズにしているらしい。
 本や冊子の題名のみならず、総裁選出馬会見でも、8回も連呼していたそう。
 しかし、美しい国とはどういう国なのか?
 たとえば、豊かな森やせせらぎ、青々とした稲穂が風に揺れているのも美しい。中緯度に存在する日本は、四季がはっきりしているので、その移り変わりも美しいだろう。
 安倍サンは、いったいなにを『美しい』といっているのだろう。著書では、「大草原の小さな家」などを例に挙げているようだけれども、大草原などは、日本の元風景ではない。ゴルフ場をみればわかるが、温暖で湿潤な日本の気候風土において、草原をつくるためには、農薬をまいて草木が生えてくるのを破壊しないとならない。彼は、一体、何をもって『美しい日本』と言っているのだろう。
 そもそも、経済発展を最優先し、森を破壊し、下水対策の遅れから河川を汚し、米が何からとれるか知らない子どもを増やしてきたのは、いったい誰か。まさに、安倍サンをふくめ、親父や祖父がその中枢として舵取りをしてきた自民党でなかったか。
 戦後一貫して、日本の政治は、自民党政権がほぼ独占してきたことは事実である。経済最優先で、自然も、人の心も、破壊してきたのは、社会党でも共産党でもないし、日教組によるサヨク偏向教育とやらでもない。まぎれもなく、60年にわたって、延々と続いてきた自民党の政策の結果である。
 現代日本が美しくないのであれば、まず、その原因をわが身に見いだすべきであろう。さらにいえば、これ以上の醜悪な日本にしたくなければ、公明党との野合をやめ、だだちに政権を譲るべきである。自民党こそが、諸悪の根源なのだから。
 戦後初めて、自民党が政権を持てなかったときの菅直人厚生相の薬害エイズ問題への対応はとてもすばらしかったが、もし、菅氏が大臣でなければ、いまだに薬害エイズ問題は、自民・公明政権の下では、何の進展もなかっただろう。
 美しい国にするためにも、自民党には下野してもらわなければならないだろう。

 安倍晋三官房長官は、「美しい国」というコピーがよほど気に入っているらしい。総裁選前に初めて書いた本が「美しい国へ」なら、政権構想の冊子のタイトルも「美しい国、日本。」だ。9月1日の総裁選出馬会見では約20分間に「美しい国」を8回も連呼。その後も「子供たちが日本に生まれたことに誇りを持てる美しい国に」(9日、東京・秋葉原での街頭演説)とか「世界から尊敬される美しい国をつくっていく」(11日の公開討論会)とか、ヒマさえあれば、「美しい国」を繰り返している。
 フザケた話だ。日本をここまで醜悪な国にしたのは誰なのか。「アンタたちじゃないか」と言いたくなる。

『日刊ゲンダイ』 2006年 9月13日号

●「対テロ戦争」など、もう止めるべき

 米ブッシュ大統領が、「対テロ戦は始まったばかり」と、アメリカに逆らう国や民族、集団は徹底的にぶち殺すと、奇声をあげている。
 いったい、どれだけの犠牲を出せば、気が済むのだろうか。
 「対テロ」を大義名分にし、他国へ出向き戦争をしかけ、その地域の人たちを殺せば殺すほど、アメリカは世界の敵となり、新たな抵抗=テロを生み出すことは明白である。
 なぜ、人々は自爆までして、アメリカへ抵抗を試みるのか。それは、まさに何もしなくても死ぬのであれば、アメリカ人を何人かでも巻き添えにできればという「窮鼠猫を咬む」といった感じだろうか。日々、イスラエル軍の攻撃にさらされるパレスチナの人々をみれば、座して死を待つよりも…という気持ちも分かる。
 アメリカの自由のために、他国の人々の自由を奪い、圧制を強いるのは、もうやめてもらいたい。心あるアメリカ人に訴えたい、こんな危険なブッシュ政権を一刻も早く退陣においやってほしい。

『2006-09-12 NIKKEI-goo 日経ニュースメール』
◆対テロ戦「始まったばかり」、米大統領が同時テロ5年で演説

【ワシントン=加藤秀央】ブッシュ米大統領は同時テロから5周年の11日、ホワイトハウスからテレビ演説し、「圧制と自由の戦いは始まったばかりだ」と述べ、対テロ戦争や中東民主化構想が成果を生むには時間がかかると強調した。その上で、テロとの戦いに勝たなければ中東に核武装したテロ国家が出現すると警告した。ただ演説は具体的な政策より理念を中心に訴える内容で、政権のイラク政策やテロ対策への批判が弱まるかどうかは不透明だ。

大統領は演説で、同時テロの背後にいた国際テロ組織アルカイダなどイスラム過激組織が中東に原理主義体制を確立しようと狙っていると指摘。「この戦いは文明の衝突と呼ばれたが、実際には文明を守る戦いだ」と述べ、西洋対中東、キリスト教対イスラム教の対立ではないと訴えた。

2006年09月05日

●「靖国」ではなかった… 中国が対日批判をする本当の理由

 『日刊ゲンダイ』9月5日号の記事の題名である。民主党の小沢氏が中国の胡錦涛主席と会談したさい、日本の小泉首相について意見を聞いたよう。
 記事によると

 小沢一郎・民主党代表が1日に出版した「小沢主義―オザワイズム―」で、中国、韓国を激怒させた小泉首相の「嘘つき」発言を暴露している。両国との関係を悪化させた最大の原因は、靖国参拝ではないというのだ。
 〈2004年11月にチリ・サンティアゴで行われた日中首脳会談の場で、胡錦涛主席から靖国参拝を見送るように要請された際、小泉首相は「分かった。適切に対応したい」と答えた〉
 〈それでも2005年11月になって靖国参拝をしたわけである〉
 〈中国側が「小泉首相は言うこととやることが違う男」と不信感を持ってもしかたない〉
 〈外交においては、「嘘つき」と呼ばれることは最も恥ずべきことである〉
 小泉は03年10月、バンコクでの日中首脳会談でも、胡主席に対して「未来に向けて協力する」と歩み寄り発言をしながら、わずか2カ月後の04年元日に参拝している。05年4月、ジャカルタでの会談では、胡主席から「この問題(靖国)は一々討論する気はない」とサジを投げられていた。以来、中国は首脳会談に応じていない。
……
 小泉が8月15日参拝前に「心の問題に他人が干渉すべきでない」「外国政府がいけないとかいう問題ではない」と言っていたのは、ヘ理屈。中韓外交のネックは「靖国」ではなく「小泉の言行不一致」ということになる。
 『日刊ゲンダイ』 2006年 9月 5日号
 簡単にいうと、小泉はうそつきで信用ならんということだろう。じつは、そんなことは、百も承知だった。 公約についても、公約破りなどたいしたことないと言ったかと思えば、靖国参拝では、公約は守るべきと180度違うことを言っている。ただ、マスコミをはじめ多くの日本人は、このウソつき宰相を許しているのだが、胡主席は許してないということである。  僕としては、中国の怒りの本質は、靖国参拝そのものにあると思っている。しかし、小沢氏がいうように、「日本の事情もわかってほしい」といえば、それはそれで政治的に折り合いをつけることができたろう。しかし、ウソをつかれてしまうようであれば、論議する意味がなくなってしまい、政治もへったくれもなくなる。外交なんてできないだろう。  いったい、誰がこんなウソつき総裁をいただく党に投票したのだろう。一人の日本人として、とても恥ずかしい。
2006年09月03日

●アメリカ合州国による臨界前核実験に抗議する

 またもや、米国が臨界前核実験をおこなった。世界で最強の軍事力を持つアメリカは、どんなに小さい国であっても、自国の利害と対立すれば徹底的に叩きつぶし、ぎゃくにイスラエルのような残虐な国であっても、自国の利害に合えば、のさばらしておくという強権力独裁国家であることが、この核実験においても、明らかになった。
 JCJの下記記事にもあるように、米国の核実験は、おごりという他はなく、断じて許されるものではない。

Z記者の「報道の現場から」

▽米国、臨界前核実験を実施

広島、長崎が抗議のコメント発表

 米国は8月30日、核爆発を伴わない臨界前核実験を西部ネバダ州の地下核実験場で実施した。これは通算23回目で、横杭を使うこれまでの方式とは違い、立て杭を使う初の実験。偵察衛星で上空から見ると、準備の様子が本物の地下核実験と見分けにくいとされている。

 このため、地元の反核団体は「他国が実施すると検証が難しく、核実験停止の障害になる恐れがある」と批判している。

 これに先立って、広島、長崎両市の市長などが相次いで抗議の声明やコメントを出し、核実験中止を訴えた。

 広島市の秋葉忠利市長は8月29日、「今年2度目となる臨界前核実験に実施は断じて許されない。こうした姿勢がNPT=核拡散防止条約体制を崩壊させる」というコメントを発表した。

 また、広島県の藤田雄山知事も「他の核兵器保有国に新たな核兵器開発の口実を与える」として実験中止の要請をブッシュ大統領に送ったという。

 さらに長崎市の伊藤一長市長も「核拡散の危機に瀕しているこの時期に実験を強行しようとする米国の姿勢は、国際情勢の緊張を高める暴挙で、断じて容認できない」とのコメントを発表した。

 長崎県の金子原二郎知事も「世界最大の核保有国として、核軍縮でも大きな責任を負う立場の国の態度として、到底理解できない」として、実験中止要請文をシーファー駐日大使に送付した。

 イランや北朝鮮に核保有で、何かと注文をつけている米国自らが核実験を行うのはおごりのほかに何もない、断じて許されるべき行為ではない。

06/09/02 1167号

[JCJふらっしゅ] http://www.jcj.gr.jp/

2006年08月23日

●首相候補・安部晋三氏の政権構想

 山梨県・河口湖の別荘で政権構想を練っている安倍晋三官房長官(51)。その骨格が明らかになったが、タカ派一色だ。
 まず憲法改正。「自衛軍」保持を明記した昨年の自民党新憲法草案をもとに前文と9条を含めた全面的改正を目指すとしている。その前段階として、今の政府解釈では認めていない集団的自衛権について、解釈変更による「行使容認」を盛り込む。
改憲には衆参各院3分の2以上の賛成が必要だから、「高いハードルで国民的議論が必要」と具体的な改憲時期には言及していない。さらに、官房副長官を増やすなど官邸機能を強化する。現在2人(衆参各1人)の官房副長官を5人に増やし、米大統領並みに演説草稿を書く専属スピーチライターも置くという。「国家戦略の観点からも首相演説をもっと重要視すべき」と周辺に漏らしており、小泉以上の強権首相になるのは確実だ。
 『日刊ゲンダイ』 2006年 8月22日号

 先制攻撃だとか核兵器の所持は可能であるとか、物騒なことを言ってはばからない安部晋三の政権構想という。
 戦争をして死ぬのは誰か。それは、庶民にほかならない。
 司馬遼太郎が、戦時中、上官に、敵が攻めてきて逃げる人々で道が覆い尽くされたとき、戦車隊はどう行動すべきかと聞いたとき、そのまま進めといわれたという。敵を迎え撃つためには、戦車で、同胞を踏みつぶしてもいいということである。
 また、実際に、沖縄戦では、沖縄の人々が日本軍に殺されている。玉砕や特攻というのも、国民を守らないどころか、人間そのものを「兵器」や「盾」として扱うという意味では、まったく同列である。
 そういう中で、戦争を指揮する司令官、中枢はどこにいるのか。まさか、安部氏みずから先頭を切って、敵陣へのりこむのか? そんなことはありえない。
 日本に住む人々が、何万人いや何十万、何百万人、死のうが、彼は痛くもかゆくもなく、あとは軍神としてヤスクニに祭られたとして、お参りするだけだろう。
 事実、いまこの瞬間にも、交通事故や自殺でなくなる人々がおり、そういう人々が、年に数万人もいるにもかかわらず、国家中枢は何も感じていないのだから、新たに戦争で何万人か死んだとしても、何も思わないであろうことは、容易に想像できる。
 いま、日本の国にとって重要なことは、戦争のできる国家にすることなのか。もっと重要な課題は山ほどあるのではないのか。
 先にも書いたように、年間3万人にも及ぶ自殺者の問題は、非常に大きい。あるいは、資源のない日本にとって、産業の空洞化をどうするのか。いまや、食糧自給率が半分近いという危機的状況の中で、農業がますます衰退してきている問題も重大である。IT産業などでは、飯は食えない。国は滅びる。
 こうした超一級の課題を後回しにして、憲法改正だの自衛軍の創設だのまったく必要はない。むしろ、そういう軍事によって、経済的な危機を深めるのはアメリカをみればあきらかである。もっとも、世界経済が米ドルで動いているために、米国の借金がどれだけ膨らもうと、ドル札を印刷すれば解決するのだが、日本はそうはいかない。
 いままで、日本は『経済一流、政治は三流』といわれてきたが、経済オンチの安部晋三が首相になると、経済も政治も三流、民主主義は腐敗しきったといわれる国になり下がるのではないだろうか。

2005年08月12日

●自分の裸の写真を売って逮捕。。。

 愛知の23歳の女性が、自分の裸の写真を20枚2000円で売り、「わいせつ図画販売」の容疑で逮捕されたらしい。

 彼女は、美容師見習いで、月9万しか収入がなく、生活が苦しかったので売ったそうだ。

 しかし、いったいどうなんだろう。23歳の若さで、自分の裸の写真を売らないと食っていけない社会にも、大きな疑問を感じるが、自分のプライバシーを売っても、ほんの生活の足しにしかならないほどのなけなしの「わいせつ図画販売」で逮捕→実名報道には、非常に大きな疑問と憤りを感じる。

 今、日本は、残念ながら、人身売買がなかば公然とおこなわれる国として、世界から弾劾されるほど、粗暴で猥褻な国となってしまっている。少女の人身売買は、断じて許されることではないが、以前的に、日本の都市部に行けば、どこでも女性を買うことができる。

 売春防止法がある国において、ネオンぎらぎらで公然と営業しているいわゆる性風俗産業といわれる一室では、いったい何がおこなわれているのか。若い頃から不思議だったが、今でも、不思議である。

 確かに、彼女の行動は、法律違反かもしれない。しかし、もっと取り締まらないといけないところは、ほかにあるのではないだろうか。日本の警察行政のあり方は、倒錯しているとしか思えない。

2004年12月11日

●CIAスパイの怒り

■イラクで虚偽報告強要…元工作員、CIAを提訴

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 【ワシントン=笹沢教一】イラク戦争開戦前に、イラクが大量破壊兵器を保有しているとの虚偽情報を報告するよう上司から圧力をかけられ、拒否したところ解雇されたとして、米中央情報局(CIA)の元秘密工作員がCIAに対し、地位保全と損害賠償を求める訴えを連邦地裁に起こした。

 9日付のワシントン・ポスト紙が報じた。 同紙によると、提訴したのは中東出身の男性元工作員(23)。2002年にイラクの大量破壊兵器保有を否定する情報を上司に報告したところ、「内容に不適切な点がある」と厳しく批判され、改変を求められた。だが、これを拒否すると、任務を外されるなどした後、今年8月に解雇された。さらに、元工作員がスパイとして使っていた女性との性的関係や、公金横領など不当な嫌疑までかけられ、精神的苦痛を受けたとも主張している。

 イラク戦争の重大な開戦理由となった大量破 これに対しCIAスポークスマンは「幹部が虚偽の報告を強制することはありえない」と否定している。

 イラク戦争の重大な開戦理由となった大量破壊兵器の情報について、元職員による法廷闘争に発展したのは今回が初めて。 (2004/12/10 読売新聞)

 アメリカCIAのスパイが、みずからの報告に対し、「虚偽情報の報告」の圧力をかけられ、解雇、精神的苦痛を受けたと、裁判に訴えたらしい。

 日本であれば、高度な政治判断云々ということで、即訴えが棄却されそうなものだが、さすがは「民主主義大国」アメリカ合州国。一応、裁判はするらしい。結果が楽しみ(*^_^*)

2004年12月07日

●歴史に残る選択―憲法改正国民投票法案

 憲法は、その国の根本にして、最高の法である。

 その憲法が、戦後59年にして、いよいよ改正される一歩手前まできている。

 この一歩は、間違いなく歴史に残るだろう。自民党と公明党の歴史的な第一歩だと思う。

■憲法改正国民投票法案概要、自公が正式了承

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 憲法改正国民投票法案概要、自公が正式了承

 自民党の武部幹事長、公明党の冬柴幹事長ら両党幹部は3日、国会内で会談し、憲法改正国民投票法案について、与党の実務者がまとめた概要を正式に了承した。来年の通常国会に同法案を提出し、早期成立を目指すことでも一致した。

 同法案は、〈1〉国民投票は、国会が総議員の3分の2以上の賛成で憲法改正案を発議した日から30―90日の間に実施する〈2〉投票権者は国政選挙と同じ20歳以上の国民とする―ことなどを明記している。 (2004/12/3/ 読売新聞)

2004年12月02日

●自衛隊の撤退時期などあるのだろうか

 与党・公明党の神崎代表が、自衛隊撤退の4条件として

 1.人道復興支援の目的を達した時

 2.イラク暫定政府からの同意がなくなった時

 3.サマワが非戦闘地域でなくなった時

 4.自衛隊員の安全が確保できなくなった時

を上げているらしいが、小泉首相は、「きわめてわかりやすく理解が得られると思う。賛成だ」と述べ、同意する考えを示したよう。

 しかし、小泉首相がいうように、「自衛隊の行くところが、非戦闘地域である」であるなら、上記、公明党案の3つ目の条件である「非戦闘地域でなくなる」ことは、永遠にない。

 そもそも、小泉首相流の詭弁をもってすれば、上記の条件が満たされることは、永遠にないだろうが、、、。

■首相、イラクへの陸自派遣延長に前向き…衆院特委で
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 小泉首相は25日の衆院テロ防止特別委員会で、12月14日で派遣期限が切れるイラクでの陸上自衛隊の活動について、「自衛隊が撤収した場合は、民間企業も民間活動団体(NGO)も行くのは難しい。イラク暫定政府も自衛隊の活動を継続してほしいと要請しており、サマワの住民も活動を評価している」と述べ、派遣延長に前向きな考えを重ねて表明した。
また、先に公明党の神崎代表が提示した自衛隊撤退の4条件について、首相は「きわめてわかりやすく理解が得られると思う。賛成だ」と述べ、同意する考えを示した。神崎代表は<1>人道復興支援の目的を達した時<2>イラク暫定政府からの同意がなくなった時<3>サマワが非戦闘地域でなくなった時<4>自衛隊員の安全が確保できなくなった時―を撤退条件として提示している。
            (2004/11/25 『読売新聞』)
2004年11月23日

●イランの核開発が懸念???

 ブッシュ大統領が、イランの核開発に懸念しているという。

■イランの核開発、依然として懸念…米大統領 ………………………………………………………
 【サンティアゴ=菱沼隆雄】ブッシュ米大統領は20日、小泉首相との会談後の記者会見で、イランの核開発疑惑について、イランが英仏独との協議でウラン濃縮関連活動の全面停止を表明したことについて、「(英仏独)3か国の努力に感謝する」と述べたものの、「イランが核兵器開発につながる原料の処理を加速しているとする報道があるなど、イランの(核開発への)意図については懸念している」と語り、警戒する姿勢を崩さなかった。
              (2004/11/21 読売新聞)
 しかし、核兵器が、全世界の人々(のみならず全ての生物)の生命を脅かしているという点では、世界でもっとも凶悪で、圧倒的多数の核兵器を持っている米国の核兵器の方が、恐怖に感じる。
 さらに、1968年には、核拡散防止条約が調印され、核兵器を所有国を制限するという約束事がなされた。しかし、その後、イスラエルは、核兵器を所有している。イスラエルは、この条約を批准していないとはいえ、世界平和、あるいは地球上の生命の保護という側面では、あきらかに弾劾されなければならない。だが、ブッシュも、マスコミも、このことには、ほとんどふれられることはない。
 アメリカ(あるいはイギリス)の政治において、イスラエル建国は、中東の石油利権を独占するという意味で、非常に大きな意味を持つ。アメリカの強大な軍事技術は、イスラエルに売却され、イスラエルは、世界の中でも最先鋭の軍事力を持つにいたっている。このことから考えると、イスラエルの核開発は、アメリカの手引きによっておこなわれた可能性は大きいと思うし、また、そうでないとしても、イスラエルが核開発をおこない、核兵器を持ち、中東諸国に威圧できることを、アメリカは望んでいるのである。
 裏を返せば、なぜアメリカは、イランをなぜ敵視するのか。
 かつて、アメリカは、イランの石油利権を独占していた。イランから産出される石油でもって、アメリカは富む一方、イランの人々の多くは、とても貧しい生活を強いられていた。そうした不条理に怒ったイランの人々は、79年に革命を起こし、自国から産出される石油を取り戻したのだ。
 それに対して、アメリカは、現代の植民地ともいっていいと思うが、必死でイランの石油を再び、みずからのものにしようと、さまざまな口実を作っては、イランだけではなく、中東の石油利権の独占を狙っている。

 最近のニュースでは、自民党幹部筋の話として、今、自衛隊がイラクから撤退したら、その後の石油のこともあるし、と発言したのを聞いた。

 イラクの人々の人権が、とか、フセインの独裁だとか、大量破壊兵器だとか、もっともなことをいいつつ、戦争に突入したが、要は、欧米列強+日本による石油利権の簒奪に他ならない。そんなことで、殺される立場の一般民衆(僕なんかもそういう立場だが)は、ほんとうに浮かばれない。

2004年11月22日

●レベルの低いビンラディン

 テレビのニュースを見ていると、某有名掲示板に、ビンラディンをかたって、爆破予告をしたという報道が流れた。
 画面の英文を見ていると、なんともお粗末な英文が。
 何がお粗末かというと、
 第1に、英文そのものが、いかにも翻訳ソフトを使っている(か、もしくは日英辞書丸写し)と思われる、非常に不自然な文章であったこと。
 第2に、内容があまりにも、陳腐であったという点である。
 この英文を書いた人間は、英語があまり得意ではなく、しかも、ビンラディンの書いたものを一度も読んだことがないことはまるわかりだった。
 僕は、何通かのビンラディンが書いたとされる文の翻訳を読んだことがあるが、けっこう迫力があり、説得力のあるものであった。確かに、中東やその他、いわゆる第三世界といわれる人たちが、支持するだけの指導力を持つ人なんだなあと思ったことがある。
 ビンラディンというと、国際テロリストという枕詞が必ず付くが、少なくても、朝鮮総連の事務所などに銃弾を撃ち込み、フンドシすがたで、片手に栄養ドリンク、もう片手に刀をもった「建国義勇軍」代表の村上一郎などの真性テロリストとは、大きな違いがある。
 ビンラディンは、明らかに、世論を納得させるだけの思想をもっていると感じる。
 まあ、捕まった大学生も、学生の本分である学問を、きっちりとやっておけば、、、と思う(^◇^;)
 少なくても、ビンラディンを名乗るのであれば、現代の米英史、シオニズム運動とイスラエル建国、中東における欧米の石油利権争い、イラン革命くらいは、きちっと勉強しておかないと、いけないじゃない?

■ビンラーディン名でネットに爆破予告、大学1年生逮捕(11/20 21:19) ………………………………………………………………………………………

ビンラーディン名でネットに爆破予告、大学1年生逮捕

 インターネットの掲示板に、国際テロ組織アル・カーイダの指導者ウサマ・ビンラーディンを名乗って東京タワーなどの爆破予告の書き込みをしたとして、警視庁愛宕署は20日、鳥取県倉吉市、鳥取大学1年の男子学生(19)を威力業務妨害の疑いで逮捕した。同署は悪質ないたずらとみて調べている。

 調べによると、男子学生は9月9日午前5時ごろ、インターネット上の掲示板「2ちゃんねる」に、「私はテロリストのウサマ・ビンラーディンだ。9月11日、都内の多くの場所で巨大な爆弾を爆発させる。それは東京タワー、霞が関、秋葉原だ」と英文で書き込み、東京タワーを運営する日本電波塔(東京都港区)に、警備員を増やさせるなどして業務を妨害した疑い。

 同署が発信元などから男子学生を割り出し、自宅にいたところを逮捕した。男子学生は自宅のパソコンを使って書き込みをしたという。
                (2004/11/20 読売新聞)

2004年05月08日

●犬扱いする女性兵士

 イラクでの米国や英国の兵士が、イラク人に対して、屈辱的な扱いをしている写真が、マスコミをはじめ、ネット上でもカケ巡っている。
 それらの写真の中で、ヒトキワ目立つ一人の女性。
 何者かと思っていたが、米軍の上等兵だという。
 彼女は、母親への電話で

間違った時に間違った場所にいた(毎日MSN)
と語ったという。
 彼女が、何を言いたいのかは、時間とともに、明らかになるだろう。
 しかし、僕が思うのは、イラクへの侵攻という、ブッシュ大統領の「間違った政治」によって起った「間違い」だろうと思う。
 写真の中で、彼女は、自分の置かれている状況とは、およそ不釣り合いな笑顔で写っている。
 新聞の中で、彼女の友人の1人は
彼女は犬の首を引き回すようなことはしない(前述)

と語ったという。
 しかし、「犬の首」は、引き回すことはできないが、犬に見たてた人間は「引き回す」ことができる(た)のだ。
 友人の話にあるように、彼女は、キット普段は、「犬の首を引き回す」ようなこともしない、優しい女性なのだと思う。しかし、戦地において、人間として、最低のことをおこない、カワイらしい笑顔で、ピースまでして、写真におさまっている。
 大義のない戦争が、これほどまでに、人間性をオトシめ、人間を変えることができるのかという、典型的な例であろう。
 第2次大戦中の日本の兵士の残虐な行為を思い出さないワケにはいかない。
 中国や韓国の人の首を切りおとし、その首を持ち、得意げな日本兵の写真には、誰しも、衝撃を受けると思うが、彼らとて、本国・日本に帰れば、いい父であったり、いい青年であったろう。
 戦争こそが、その兵士の人間性を、最低におとしめる、最悪の原因なのだと思う。
 イラクに行っている自衛官もまた、自らの人間性が崩壊しないウチに、撤退させなければならない。

2004年04月27日

●ゾンビ女優「ブッシュ怖い」

5月15日に公開される米ホラー映画「ドーン・オブ・ザ・デッド」でヒロインを務める女優サラ・ポーリー(25)が23日、都内のホテルで来日会見を行った。同作品は25年前に公開された傑作「ゾンビ」のリメーク。「サラにとって怖いものは?」と質問されると、迷わず「ジョージ・ブッシュ(米大統領)!」と即答。理由については「わざわざ言わなくても…イラクと、その他…」と話し“すべてがNG”と言わんばかりだった。『スポニチ』

 だそう。
 さしずめ、ゾンビも恐れいるブッシュというところか(¨;)

2004年04月15日

●人質の3人の解放

 人質となった3人が、解放されたという号外を見た。
 とりあえず、無事に解放されて良かった。アメリカによる一方的な戦争により、イラクの人たちが、すでに1万人以上死んでいるというのに、まだまだ死者が増えることは、とうてい許されるものではない。
 さて、では、この問題は解決したのか?
 残念ながら、そうとは言えないだろう。自衛隊員も含めた日本人が、これからも、誘拐あるいは襲撃、殺害を受ける可能性はおおいにある。
 なぜなら、イラクに自衛隊がいるからである。
 今回の誘拐事件に対し、小泉首相や福田官房長官をはじめ、3人の問題(責任)としている人が、いくらかいるようである。その人たちに問いたい。同じようなことは起こらないのかと。
 誘拐した人たち(組織)は、別に、この3人を標的にしたわけではない。日本人であれば、誰でもよかっただろう。それは、自衛隊の撤兵を目的とするものだから、である。誰でもイイのだ。イラク駐留のサラリーマンでも、外交官でも、ボランティアでも。
 ところが、ことの本質をハキ違えて、3人の家族に対し、イヤがらせなどをする人たちが、どうもいるようである。残念なことだ。そんなことをするヒマがあれば、もっと建設的なことをしたら? とイイたい。

 次に、問題なのは、解放された3人は、これでホッとできるのかということである。
 これまた、残念ながら、ことの本質を理解できない人たちが、本人や家族を攻撃する可能性が濃厚である。
 少なくても、ネット上で、盛んに、悪罵を投げかけている人が見られる以上、そう思ってしまう。
 ひょっとすると、誘拐したイラク人よりも、国内で悪罵を投げかける人たちの方が危険かもしれない。
 なぜなら、誘拐したイラク人は、3人の役割を理解していた(だから、解放した)が、悪罵を投げかける人たちは、3人に敵意を持っているからだ。まあ、何で、そう3人に敵意をムキ出しにするのか分らないが(^_^;)
 ともかく、イラクでの殺害の危機からは、解放されたが、日本国内において、新たな危険が迫っている。なんとしても、防衛しなくてはイケナイ。
 3人(そして、その家族)も本当に不幸なことだ。自衛隊さえ派兵されなければ、こんなことにならなかっただろう。戦争に巻き込まれ、死んでしまったとしても、強盗に殺されたとしても、これほどまでに、騒がれることは、なかったろう。とりわけ、皮肉にも、自衛隊がらみの事件でなければ、悪罵を投げかける人たちを刺激することはなかったろう。

2004年04月09日

●人質にされた方々の情報

「低気温のエクスタシーbyはなゆー」のはなゆーさんが、まとめてくれている。

★高遠菜穂子氏のサイト→
http://www.clubwee.com/
★今井紀明氏の活動紹介(北海道新聞)→
http://www.nodu-hiroshima.org/siryou9.htm
今井紀明氏による旭川レポート→
http://www.n-and-h.co.jp/archive/imainoriaki.html
 自衛隊の撤兵と引き替えに、生きて日本へ取り戻さないと。
2004年03月17日

●学資と生活保護

 生活保護費の一部を、学資として積み立てたため、生活保護費を減額されたことを巡って、最高裁が、判断を下した。
 

生活保護法の趣旨にかなった貯蓄であれば、生活保護費は減額されない『読売新聞

 というものだ。
 まったく、当然の判決だろう。そして、大事なことは、これで、「高校進学のための貯蓄」とは、憲法で保障される「健康で文化的な最低限の生活」に必要なものだということが、法的に確定したことだ。
 逆に言うと、この判決以前は、「高校進学のための貯蓄」を認めてこなかったワケで、「生活保護」を受けている家族の子どもは、高校に行く必要ナシという判断をしてきたことになる。
 さて、この「健康で文化的な最低限の生活」を、具体的なものになる過程には、多くの人の人生をかけた努力がある。「朝日訴訟」の朝日さんは、裁判の途中で亡くなっている。この裁判でも、提訴から、13年も経ち、原告の方は、亡くなっている。こうした歴史は、後世に残さないといけないと思う。

2004年03月12日

●鳥インフルエンザのワクチンは?

 『日刊ゲンダイ』(3月10日付け)によると、5年前に、イタリア、米国・コネティカット州、メキシコなどで、すでに、鳥インフルエンザが猛威をふるったことがあったらしい。そして、ワクチンが有効であったという。
 しかし、農水省は、

「一羽一羽にワクチンを投与すれば莫大なコストがかかる」(衛生管理課)
と、予防投与を禁じているという。
 ちなみに、ワクチンは1羽につきおよそ10円の費用がかかるらしい。100万羽いれば、1000万円かかるワケなので、費用としては安くはない。
 しかし、逆に言うと、1羽10円で、鳥の健康が維持されるのであれば、安い。しかも、人の健康にも左右されるかもしれないし、何より、安心できるのであれば、全く安いものだ。
 一体、何を戸惑っているのだろうか?

2004年03月05日

●ふ、ふほうしんにゅう?

2004年2月27日、市民団体「立川自衛隊監視テント村」の市民3人が、自衛隊のイラク派兵に反対するビラを配布するために自衛隊員の住む官舎へ立ち入ったとの容疑で、住居不法侵入罪で逮捕され、さらに団体の事務所とメンバーの自宅等6箇所が家宅捜索を受け、団体に関する書類やパソコンなどを押収されました。......
 ビラをポストに入れただけで、不法侵入罪で逮捕。家宅捜査(ガサ入れ)までされたとは!
 官舎やマンションなどの集合住宅では、ポストが、敷地内の中にある場合が多い。個人宅では、門にポストがついている場合が多いので、敷地内に入る必要がない場合がある。
 しかし、ポストに、ビラを入れたことを「不法侵入」で逮捕とは。これでも、民主主義国家なのか。法治国家なのかという憤りを感じる。
 もちろん、敷地内に一歩でも入れば、不法侵入であるというのなら、それでもかまわない。だったら、郵便、宅配、ポスティング、種々の勧誘などの行為も、しっかりと位置づけるべきである。しかし、問題は、そんなことではない。敷地内に入ったかどうかなど、警察(国家権力)にとって、どうでもいいのだ。ようは、自衛官に対して、「派兵に反対するビラをまくな」ということが、大切なのだ。だから、宗教の勧誘や浄水器、水回りの工事のシツコイ勧誘などで、不法侵入にはならない。
 だけれも、こんなことでいいのか。日本は、法治国家である。まがりなりにも、法にもとづいて、世の中が成り立っている。一個人の勝手で、好き放題に違法行為をおこなうことができないことと同様、警察や国家権力であっても、いやむしろ、巨大な権力を行使できる警察であるからこそ、法を厳しく遵守するべきである。
 警察官が、ワイセツ行為で捕まると、「警察官だって人間なんだから」という人が時々いるが、僕は、間違っていると思う。警察官は、大きな権力を持つ。制服を着て、腰に拳銃をぶら下げた人間から、命令されれば、誰しも「従わなければ、、、」と思ってしまう権力を持つのだ。そういう権力者は、法にもとづいて、自らを厳しく律しなければ、誰が、権力者を律するのか。
 オウム真理教の事件の時には、警察官が、信者をつけ狙い、一歩でもマンションなどの敷地内に入れば不法侵入→逮捕、カッターナイフがカバンにあれば銃刀所持→逮捕とすさまじい違法行為がなされた。しかし、本当に、危険で違法な人物や団体であれば、適法に逮捕拘留できるし、そうしなければならない。
 安易な理由による逮捕というのは、思想・信条の自由に違反する重大な行為だ。
 
2004年02月11日

●これで、復興支援?

 イラクに派兵された自衛隊の施設が、明らかになってきている。

「これから本隊第1陣がサマワに造る宿営地には300坪の巨大な“厚生センター” が設けられる。中はスポーツジム、マッサージルーム完備。TVゲームやDVDも楽 しめます」(防衛庁関係者)
『日刊ゲンダイ』(2月6日付け)

 ということらしいが、国土を米軍に破壊され、仕事がない人や、水道や電気で困っているイラクの人が、この娯楽・厚生施設を見たら、どう思うだろうか? 少なくとも、イイ感じは、しないだろうなぁ。

2004年02月07日

●人の話はちゃんと聞いてから、、、

教育現場に注文をつけるべきことは、未来の指導者がこのようなことをしないよう、まず人の話を聞いてから物を言う、という最低限のモラルを徹底することではないだろうか。

イラク復興支援についての請願書

日 本 国 総 理 大 臣 殿
               
    請願者代表 宮崎県北諸県郡 A.I.  #(原文では、住所と実名)

【請願事項】

 平和的解決を目指し、各国軍隊撤退を呼びかけ、これ以上イラク国民を傷つけないよう、そして日本国民一人一人の安全に責任を持つべき一国の首相として、勇気ある行動をしてください。

【請願趣旨】

 イラク復興支援は必要なことで、私たちもイラクの国民を救うことを望んでいます。しかし、自衛隊や軍隊では問題は解決せず、イラクの人々との溝はますます深まっていくばかりだと考えます。
 テロに反撃することが、テロに屈しないことなのでしょうか。武力で対抗するのではなく、一滴の血も流さないような平和的解決こそイラクの国民を救うのに必要なことであり、小さな事でもめげずに復興を支援することこそテロに屈しないことなのではないでしょうか。
 私たちは憲法第9条に誇りを持ち、暴力の連鎖を断ち切るため、平和的解決を願います。(以下は名簿になっています)・・・
署名募集の際のメッセージ:
私は宮崎県の高校生です。最近の国際平和について疑問を感じています。
自衛隊や軍隊で平和が実現されるのでしょうか?こんな世の中でいいのでしょうか?
 今こそ、私たち一人一人が立ち上がり声を出すべきです!!テレビを見てため息をついているだけではだめなのです。世界がまた戦争に向かっています。この状況を私たち一人一人が立ち上がることによって平和的解決に導いていきましょう。
1月20日をめどに回収したいと思います。


 この間のエントリーでも書いたが、やっぱり最低限度のモラルとして、ちゃんと読んでから、コメントしなくちゃね。しかも、一国の首相なんだから(^_^;)

2004年01月22日

●ペテン的表現

 18日の「報道2001」とNHK「日曜討論」の番組の中で、公明党の冬柴鉄三幹事長は

テロは戦闘行為とは一致しない。(派遣隊員に)死傷者が出たからといって、すぐに撤退するのではない。イラク復興支援特別措置法の要件にはまっているかどうか(で判断すべき)だ(『産経新聞』)

と発言したよう。
 要は、「非戦闘地域」で行なわれるテロと「戦闘地域」で行なわれる戦闘行為とは違うのだから、テロで自衛官が死んでも撤退しないということ。
 イラク特措法は、「非戦闘地域での活動」での自衛隊の派兵を許可しているので、自衛官が「テロ」で死んでもイイが、「戦闘行為」で死んだら、法にもとづいて、撤退しなければならない。
 逆に言うと、自衛官が何人死んでも、「テロだ。非戦闘地域だ」といえば、派兵しつづけられるということだ。
 ああ、ヤヤこしい。
 誰か、分りやすく解説してください(^_^;)

2004年01月20日

●小泉首相「憲法改正、民主と協力」

 小泉首相が、14日、インタビューで、

「(憲法改正は)タブーでなくなっている。できるなら自民党と民主党で協力して憲法改正を現実のものにしたい」(『日経新聞』)

と表明したそう。
 自民・公明の与党に加え、民主党が賛成すれば、国会内では、圧倒的多数。わずか数百人の国会議員の多数を、世論の多数にしたいのだろう。
 しかし、現憲法は、アジアの多くの人びとを殺し、また日本人も多く殺された、数千万もの人びとの尊い命の上にできたものだ。いわば二度と同じようなことはしないという、誓いのようなものだ。犠牲となった人びとのためにも、そして未来のためにも、憲法は変えてはならないと思う。
 蛇足だが、同記事には、集団的自衛権の解釈について
「小泉内閣は解釈を変えない前提できているが、当然、(論議の)焦点になる」

という首相のコメントも載っているが、とっくに、解釈が変えられているだろうと、ツッコんでおきたい(by 浪花っ子)。

2004年01月16日

●小泉首相、讃岐うどんを食う

 1月8日、小泉首相の誕生日だそうだが、出張先の香川で、讃岐うどんを食ったよう。
 で、

コシが強いんだ。小泉内閣のコシも強くしてもらいたいな。そういう意味もこめた誕生祝い。よかったな『産経新聞

 と感想を述べたそうな。
 コシの強いのもイイが、その前に口の軽いのをなんとかした方がイイのでは?

2004年01月15日

●自衛隊のイラクでの事件処理

 イラクに派遣されている自衛隊員が、刑事や民事、あるいは行政にかかわる事件を起こした場合、裁判を行う権利は、日本にあると、日本政府とイラクを統治(占領)している連合国暫定当局(CPA)≒アメリカとの間で、確認されたらしい。
 つまり、米軍兵士が、日本でおこなった犯罪は、日米地位協定により、日本政府が逮捕し、日本の裁判所で裁くことはできないが、同じことがイラク(正確にはCPA)との間で、取り結ばれた。
 このことは、第1に、イラクの人たちから、かなり憎しみをかうことになるだろう。沖縄での米軍兵士の事件後を見ても、韓国での米軍兵士の事件への処理を見ても、「なぜ、自国で、裁くことができないのか」という疑問が湧き、米国へ帰される兵士の姿は、まるで、「無罪放免」のように見えるからだ。
 次に、問題なのは、米兵であれば、軍法によって、しかるべき処理がなされるが、日本には、裁く法がない。裁くための基準がないのだ。
 軍法と平常事の法は、全く違う質を持つ。平常では、人を殺すと、逮捕・拘束され、罰を受けることになる。しかし、戦争では、人を殺すことが奨励され、殺すことを拒否すれば、軍法にしたがって、最高刑に処される。「敵前逃亡」は、死刑に値するほどの「罪」なのだ。
 このことを、チャップリンは、映画『殺人狂時代』の中で、滑稽に描いた。
 自衛隊員が、死ぬことは絶対にあってはならないが、イラクの人たちを殺すことも、絶対あってはならない。
 今すぐ、戦地イラクから引き上げるべきだ。

政府がCPAから受け取った文書では、「CPA隊員は、現地の刑事、民事、行政の各裁判権を免除され、母国を代表する者以外から逮捕、拘束されることはない」などとするCPA命令17号を日本の自衛隊員らにも適用するとしている。『読売新聞』

2004年01月13日

●海外の自衛隊に刑法適用されず

 自衛隊は、戦争放棄を誓った専守防衛の部隊、つまり軍隊ではないために、軍法が存在せず、海外での自衛隊の事件や事故、犯罪などは、国内法では、裁くことができないらしい。
 それじゃあ、あまりにも酷すぎる。沖縄駐留の海兵隊が、事故や事件を起こしても、ほとんど日本の法で裁かれることはないが、軍法には拘束されている。しかし、自衛官には、それすらないというのだ。
 また、『毎日新聞』によると、

カンボジア国連平和維持活動(92年9月~93年9月)では、隊員が3件の交通死亡事故を起こしたが、国内の交通事故では適用される業務上過失致死罪(同211条)には問われず、いずれも自衛隊法の「職務上の義務違反」で注意や減給の処分を受けただけだった。

 という。
 米軍兵士が、日本国内で、人身事故などを起こし、ノウノウと米本国に帰って行くと、頭にくるが、同じことを、自衛隊員もしており、イラクでもしようとしているのである。
 やはり、自衛隊の派兵は、絶対に反対である。

2003年12月12日

●埼玉の郵便局強盗

 12月5日、さいたま市で、郵便局強盗があったよう。犯人は、現金56万ばかりとって逃げた。
 その後、1時間少し後で、ディスカウント店を出ようとしていた容疑者を警察官が発見。事情を聞いたところ、容疑を認めたため、お縄となったのだが、何と、店で6000円相当の粉ミルクを買ったという。
 この8月に生まれた長男のためらしい。
 何があったのか、どうして犯罪に至ったのか分らないが、罪は罪。しかし、裁判所には、事件の背景を充分に考えて、いい判決をくだして欲しい。

2003年12月09日

●「自衛隊が行くところが非戦闘地域」

 鳥取選出の石破茂・防衛庁長官が、12月5日夜の、テレビ東京系の報道番組「ワールドビジネスサテライト」に生出演して、トンデモ発言を行なったよう。
 なんと

「自衛隊の行くところ、活動するところが非戦闘地域だ」
「非戦闘地域が安全なところとは一度も言ったことがない」『日刊ゲンダイ』(12月8日付け)

などと公言したらしいのだ。
 こんな理屈は、小学生にも通用しないだろう(というか、小学生に失礼か(¨;)。自衛隊が行くところが、非戦闘地域なら、あらかじめ調査する必要もない。自衛隊の派遣を、まず行うということだろう。
 人の命をなんと思っているのだろうか? 派遣される自衛官は、家族や大事な人がいる人間なのだ。人殺しの機械ではない。その自衛官に向かって「君たちは、非戦闘地域に派遣されるのではない。君たちが派遣される場所が、非戦闘地域なのだ。」と言われ納得できるか。
 毎日新聞に、何日か前に、自衛官のインタビューが出ていた。「イラク派遣がいいか悪いかは、シビリアン・コントロールのため言えない。政治家の判断に従うまで。あなた方が選んだ政治家なんですよ」
 自衛官をウォーゲームのコマにしか見ていない防衛庁長官を選んだことが、血の流れるようなものにならないようにすることが、選んでしまったことに対する、最低限の責任だろう。
 また、同番組では、
「百パーセント安全な地域など地球上にない」「東京でも女子中学生が突然 襲われた」

 というようなことも言っているようであるが、まったくの論外。大体、東京で殺人事件が起これば、犯人が逮捕され、罪を問われるが、戦争は違う。人を殺すことを賞賛され、人を殺すことを拒否すれば、逆に軍裁判にかけられて、処罰されることすらあるのだ。チャップリンの「殺人狂時代」という映画は、まさに、そのあたりを喜劇として表現しているが、実際の戦争では、喜劇が悲劇になる。
 悲劇は、もう充分。
 愛と平和に生きたい。

2003年12月07日

●首相の給料の引き上げ

首相の月給222万7000円は安すぎる。もっと引き上げるべき
 福田官房長官の私的諮問機関の「幹部公務員の給与に関する有識者懇談会」(塩野宏座長)が、12月4日に決めたそう。『日刊ゲンダイ』(12月6日付け)  しかし、 首相の年収は、ボーナスを合わせると、4164万5000円になるそうで、アメリカ大統領の年収40万ドル(約4300万円)に比べても、決して“安すぎる”ことはない。  民間では、厳しい不況の中で、大変な生活をしいられているのに。この諮問機関の「有識者」という人たちは、どういう「識」があるというのだろう。
2003年12月03日

●アイレディース宮殿を除名

熊本県南小国町の「アイレディース宮殿黒川温泉ホテル」が、国立ハンセン病療養所「菊池恵楓(けいふう)園」に入所する元患者らへの宿泊を拒否した問題で、「黒川温泉観光旅館協同組合」(組合員数25)は2日夜、臨時総会を開き「組合の信用を損ない、温泉街のイメージダウンにつながった」などとしてホテルの3日付での除名を正式に決めた。
 同組合は、問題が公表された18日の緊急会議で除名方針を決めていた。組合定款に基づき、総会でホテル側に弁明の機会を与えた。しかし、出席した同ホテルの津行由道支配人は「弁明は一切ございません」とだけ述べた。また、総会後も記者団に「処分を厳正に受け止めている」と多くを語らなかった。
 除名は前例がないが、旅館主からは「一連の行動はあまりに誠意がない」「組合にも何ら連絡がない」などと除名に賛同する声が大勢を占め、やむを得ないとの結論に達したという。
 小林茂喜組合長は総会後、「除名は残念だが、対応に誠意がないとの声が多かった。1日の恵楓園への謝罪にも欺まんを感じており、除名はやむを得ない」と語った。
 黒川温泉は全国屈指の温泉郷で、年間約110万人が訪れる。除名により、複数の旅館の温泉が利用できる「入湯手形」が同ホテルでは使えなくなるほか、今後は組合発行のパンフレットへの掲載も見合わせる。【石川淳一】(毎日新聞)

 組合の英断は、立派。一度、温泉に入りに行こうっっっ。
 それにしても、ホテル側は、弁明なし。親会社アイスターのサイトで、「ホテル側に問題がなく、熊本県に問題がある」という文章を載せているが、その旨を述べればいいのに、、、。なぜ、弁明なし?

●宿泊拒否するか3

  ハンセン病の元患者18人の宿泊を拒否し、熊本県から旅館業法違反で告発された 「アイレディース宮殿黒川温泉ホテル」。
 このホテルを経営する化粧品販売会社「アイスター」の西山栄一会長(73)は、マルチ商法まがいの化粧品販売から、新興宗教の教祖、はては「女性党」という政党まで作っているという。
『日刊ゲンダイ』(11月29日付け)

▼関連エントリー
 ・宿泊拒否するか?!
 ・宿泊拒否するか2

2003年12月02日

●使える核兵器

 さすがのアメリカといえども、日本を中心とした世界的な反核兵器の流れの中では、そうそう核兵器など、使えないらしい。
 ということで、ブッシュ大統領は、「使える核」と位置づける「小型核」の研究を、10年ぶりに解禁したもよう。(『読売新聞』元記事
 言い分としては、
 地下深くに潜伏するテロリストや施設の攻撃を想定する地中貫通型の小型核は、大気中の汚染を最小限に抑えることができる
 ということで、
 核兵器のなかでは実戦使用の可能性が最もあるとされている。
 しかし、大気中の汚染を抑えられるといっても、やはり汚染自体は避けられない。また、大地の汚染や地下の水への汚染などもある。こんな兵器は、是非とも使わないでもらいたい。
 さて、唯一の核兵器被害国の政府スポークスマンの福田官房長官は、25日の記者会見で、
「米国側から今回の措置は純粋に研究だけを可能にすると説明を受けており、実用兵器として使われることは(日本政府として)想定していない」(『読売新聞』元記事
と言ったらしい。
 ウーン。小泉内閣のスポークスマンだけあって、かなり的はずれなコメントでは(^_^;

2003年11月30日

●イラクへ海兵隊追加

 ラムズフェルド米国防長官は、悪化するイラク情勢に対応するため、04年初めにも、海兵隊3個大隊(2700~2800人)を追加派遣することを決めたもよう。(元記事『読売新聞』)
 ところで、あまり知られていない(知らなかったのは僕だけかな(^_^;))ようだが、米軍は、陸軍、海軍、空軍、海兵隊と、4軍からなる。で、海兵隊とは、陸海空3軍が出兵される前の専攻攻撃部隊=突撃部隊。どんな困難な作戦でも、先頭きって投入される部隊だそう。
 沖縄や韓国で、強姦や殺人などの事件を起こすのは、たいてい海兵隊らしい。何しろ、米軍内でも、海兵隊員と他の3軍の住居は、離れているらしい。一緒にすると、3軍の子供や家族が危ないからだそうだ。
 そりゃそうだろう。海兵隊員は、365日24時間、常に死ととなり合わせの、恐ろしくストレスのたまる生活をしている。命令一つで、すぐさま、トンデモなく危険な戦闘をさせられるのだから。
 と、ここまで読んでくれた人の中には、「そんなに大変なら、辞めればイイ」と思う人もいるだろう。
 しかし、そうはいかない。
 アメリカは、70年代以降、徴兵制を廃止している。その理由の一つとして、失業対策がある。膨大な数の貧困な人びとを、兵隊として、とりわけ海兵隊員として雇うのだ。つまり、海兵隊の兵隊さんは、辞めれば餓死が、続ければ、恐怖に晒され、他人を殺し続けなくちゃならない。
 話しが外れちゃった(^_^;)
 そういう突撃部隊の海兵隊3個大隊を派遣するということは、かなり危険な戦争状態であることを示してるんだよな。
 ブッシュ大統領が、強がりを言えばいうほど、収拾できなくなり、泥沼におちいる。
 いい加減、米軍は撤退して、イラクの人びとによるの自主的な運動による再建を成して欲しい。

●税金のムダづかい(2003年)

 会計検査院は、11月28日、02年度決算の検査報告を、小泉首相に提出。
 中央省庁や政府関係機関の税金の無駄遣い、不適切な経理処理などの指摘件数は、計319件、総額で約400億1千万円と過去二十年間で最多。
 また、前年度比でも、2倍近くに増えている。『産経新聞』元記事

 政府の機関である会計監査院でさえ、これだけの巨額の税金のムダづかいを指摘しているのだから、民間が厳しく調査したら、もっと出てくるんだろうなぁ。
 一生懸命働いて、税金に消えていく給料は、ホント痛いのに、、、。そんなことを知ってか知らずか、ムダづかいしやがって(`_´)

2003年11月29日

●ILOが人身売買実態調査

 ILO(国連・国際労働機関)が、外国人女性が、人身売買によって働かされている実態調査を、12月から、日本でおこなうらしい。
 どうも、日本は世界有数の人身売買市場(人身売買大国)だそうだ。

「海外では、日本国内で考えられているよりも重大な問題と受け止められている」(矢島正孝弁護士)。 米国務省は今年、人身売買報告書の中で日本を「最低限の基準も満たしていない」と非難。『日刊ゲンダイ』(11月27日付け)

 何とも恥ずかしい限り。僕自身、日本に生活しながら、こんなことも知らずに、放置していたなんて。
 また、そのやり口として、

現地で「工場で縫製の仕事がある」「ホテルでベッドメーキングをやらないか」と勧誘。来日したところで渡航や斡旋費用の名目で400万~ 500万円の借金を背負わせ、逃げないようにパスポートを取り上げ、裸にして写真 やビデオを撮影する。「逃げたら両親も殺す」と脅し、ストリップや売春を強要する

 のだそうだ。
 被害女性の出身国も、あちこちに拡大しているもよう。
 こういうことを無くす一番の方法は、人身売買されてきた女性を使っていると思われる店は、最低限のモラルとして絶対に利用せず、売買してきた女性を使う店をつぶすことだと思うのだけど、、、。
 風俗が好きな同性の皆さん。人身売買だけは、拒否しような。お願い。

2003年11月24日

●核のゴミが一般化?

放射性廃棄物、一部は一般廃棄物に

 核廃棄物=核のゴミを一般廃棄物にするというのは、どうなんだろう。
 放射性物質というのは、その毒性がなくなるまで、非常に長い年月がかかるので、あわてずに全国民的論議で、じっくり決める方が、いいと思うのだけれど、、、。

2003年11月22日

●宿泊拒否するか2

 『日経新聞』によると、ハンセン病元患者の宿泊拒否のホテル・熊本県南小国町の「アイレディース宮殿黒川温泉ホテル」は、熊本県から「感染の恐れはない」と再三説明されたにもかかわらず、宿泊を拒否したらしい。
 このことにたいし、熊本地方法務局は「極めて悪質」と判断し、異例の告訴に踏みきったよう。
 また、前田篤子総支配人らホテル側は20日、「菊池恵楓園」を訪れ、元患者に謝罪したようだが、元患者の人は、「ポーズに過ぎない」と拒否。法務省幹部も、「社会的な批判を浴びて取り繕ったポーズともいえ、告発はやむを得ない」としている。
 まあ、こういう前近代的かつ悪質(意図的に元患者さんを排除したという意味で)な企業は、社会的制裁を正しく受けて、淘汰していってもらいたいものですナ。

2003年11月21日

●宿泊拒否するか?!

 熊本県南小国町・黒川温泉の「アイレディース宮殿黒川温泉ホテル」がハンセン氏病の元患者の宿泊を拒否したらしい。
 トンデモない人権侵害。1000や2000年前の古代や中世ならいざしらず、ハンセン氏病が完全に治癒する現代において、しかも、元患者の宿泊を拒否するとは。時代錯誤もはなはだしい。
 同ホテルの総支配人は、記者会見で「考え方を見直さなければならない。今後(入所者の宿泊を拒否した)菊池恵楓園に行き、元患者らに謝罪したい」と述べたそうだが、そういう差別をする企業であるというイメージは、消すことはできない。
元記事『日経新聞』

●同性の結婚

 米マサチューセッツ州の州最高裁が、18日、同性カップルの結婚の権利を認めた。
 判決は、
  「われわれは結婚を、2人の人間のつれあいとしての自発的結合と解釈する」
と定義。
  「同性同士だからといって、結婚による便益を受けられないのは、個人の自由と法の下の平等を定めた州憲法に違反する」
とした。
 なんとスゴイ判決。書いている内容がまた、分りやすくていいじゃナイですか。
 結婚とは、「2人の人間のつれあいとしての自発的結合」であり、同性といえども、結婚する権利があるなんて、とてもイイ。
 また、この判決に対するブッシュ大統領の反応も、またイイ(¨;)
  「結婚は、男性と女性との間の神聖な制度だ」
 として、とても御立腹の様子。
 しかし、別に、「神聖な制度」が、同性間にあってもイイじゃないねぇ。男女の間しか認められないなんて。神サマは、そんなに心は狭くナイよ、きっと。
  元記事『読売新聞』

 また、『産経新聞』では、このブッシュ大統領(共和党)の発言だけではなく、同州のロムニィ州知事(共和党)の発言も載せている。
  「私は三千年の歴史の記録を重んじる。判決には到底同意できない」
 3000年の歴史かあ(^_^; なんとまあ、大げさな。しかし、3000年前の方が、もっとおおらかだったような気もする、、、。
 この辺に、詳しい人は、教えてください。

2003年11月20日

●富士山の噴火様式

富士山、1000年前の噴火に新事実

 これまで富士山は、一カ所から噴火していたと考えられていたらしいが、この研究結果を見ると、山腹のあちこちから、噴火していたことが分かったそう。
 大きな山だけに、噴火したときの火砕流などの被害予測などが、より正確になって、ふさわしい防災計画を政府が責任もってやってもらいたいもの。

●米ブッシュ大統領と人類

 リビングストンという英ロンドン市長が、雑誌のインタビューで
  「(米ブッシュ)大統領は人類に対する地球上で最大の脅威」
  「彼の政策は我々を絶滅させる」
などと発言したそうな。
 まあ、世界中に、火を付けまわり、アメリカの利権を拡大しまくっている、いわば火付け強盗みたいなものなので、いいえてるんじゃナイかな。
 しかし、ロンドン市長といえば、日本でいえば、東京都知事みたいなもの。エライ違いヤ(^_^;)
   元記事『読売新聞』

●米ブッシュ大統領と人類

 リビングストンという英ロンドン市長が、雑誌のインタビューで
  「(米ブッシュ)大統領は人類に対する地球上で最大の脅威」
  「彼の政策は我々を絶滅させる」
などと発言したそうな。
 まあ、世界中に、火を付けまわり、アメリカの利権を拡大しまくっている、いわば火付け強盗みたいなものなので、いいえてるんじゃナイかな。
 しかし、ロンドン市長といえば、日本でいえば、東京都知事みたいなもの。エライ違いヤ(^_^;)
   元記事『読売新聞』

2003年11月19日

●イラク派兵の自衛官のリスク

 『日刊ゲンダイ』(11月14日付)に、
《イラク派遣の自衛官》危険手当500万円のリスク度
という記事があった。

 イラクの人たちからすれば、ありもしない「大量殺戮兵器」なるものをデッチあげられ、米英軍に攻撃され、今だに占領されている状態。
 そんな侵略軍は、攻撃を受けてもヤムをえない。
 しかし、リスク(危険)は、これだけじゃナイ。
 実は、アメリカ軍が落としていった「劣化ウラン弾」の放射能も、自衛隊員を襲うのである。
 91年の湾岸戦争時にも、米軍は、約320トンの劣化ウラン弾が使われました。このとき以降、イラクでは、多くの子どもたちが、放射能の被曝を受け、白血病で死んでいっているという。
 また、米国人の科学者の調査では、当時、従軍した70万人米兵のうち約20万人以上が、がんや白血病などの症状が出ているという。
 今度のイラク戦争では湾岸戦争の3~6倍にあたる1000~2000トンの劣化ウラン弾が使用され、被曝の危険は非常に高い。
 また、同記事には、琉球大教授で、物理学者の矢ケ崎克馬氏が、湾岸戦争で使用された劣化ウラン弾が放った放射性原子数は「広島型原爆の1万4000倍から3万6000倍」と指摘しているとある。

 自衛隊員の皆さん、こんなリスクを背負ってまで、しかも全く大儀のない派兵に応じる必要はないですよ。自分や家族を大事にしよう。
 「卑怯者」「弱虫」という心ないヤジが飛んでくるかもしれないが、「三六計逃げるが勝ち」というじゃないですか。3000年の歴史を持つ中国の有名な兵法にも、「状況によっては、全軍撤退して攻撃をさける」という作戦が、あるんです。何の大儀もなく、正義もないのに、殺しに、あるいは殺される必要はないと思います。

●さらに、弱いものを叩くか

 最近、 ホームレスの人たちの生活保護費をピンハネする悪質ビジネスが横行しているらしい。
 不況によるホームレス増加で、宿泊施設を提供する業者が増えている。運営は、NPOや社会福祉法人の他、施設を持っている会社組織の業者が行っているが、これが悪質ビジネスの手にかかっているという。
 『日刊ゲンダイ』によると、
「ホームレスに生活保護を申請させ、その中から月々10万円前後を徴収するのです。
 マンションの一室に何人も押し込めているので経費はわずか。そのまま丸もうけというケースもあるのです。業者の中には、収容者を使って公園でホームレス勧誘をさせたり、生活保護申請を渋る自治体に『責任者を出せ』『街宣車を回そうか』とすごむヤクザまがいのところもあります」(関係者)
 なのだそうだ。
 そんなことに「街宣車」を回さずに、もっと回さなイカンところがあるンじゃナイの? 「街宣車」を持つ組織の人たち。

2003年11月17日

●ウィーン近郊に“買い物中毒”の専門医院が?

 インターネットやショッピングなどに夢中になり過ぎる“中毒患者”の治療、相談にあたる専門クリニックが、11月7日、ウィーン近郊の温泉保養地にオープンするらしい。
 どうも、終日、コンピューターの前に座り続けたり、給料の大半を買い物に費やす人などが、増えているため、「需要は多い」ということで、オープンに踏みきったよう。
 まあ、ナンといろんな「病気」があるモンダ。

 というわたくしめも、結構、ネットショッピングやネットオークションに中毒気味ですが、、、

『読売新聞』元記事

2003年11月11日

●EU市民の気持ち

 世界の平和を最も脅かしている国はイスラエルで、米国、イラン、北朝鮮、、、。
 欧州連合(EU)欧州委員会は3日、EU加盟15か国の市民約7500人を対象として行なった世論調査によると、上記のような結果になったよう。
 また、EU市民の78%は「イラク戦争は正当化されない」と答え、イラク復興については58%が「国連管理下で進めるべきだ」と考えているらしい。

 まあ、非常に当たり前のアンケート結果で、ヨーロッパの市民の民主主義度の高さがうかがえる。
 さて、11月9日、国会議員選挙があるが、どういう結果が出るか、楽しみ(^_^;

『読売新聞』元記事

2003年11月10日

●米FBI長官について巡るもの

 『読売新聞』(11月7日付)によると、アテネとギリシャの計5か所で、爆弾が相次いで爆発したという。
 この爆発事件は、ギリシャ訪問中のムラー米連邦捜査局(FBI)長官の到着直後に起きており、警察は同長官訪問に対する抗議行動との疑いを強めているもよう。
 日本の自衛隊が、イラクに行くのは当然危険であるが、米FBIの要人などを、国内に入れることも、僕ら庶民にとっては、大変危険なことみたい。
 まあ、確かに、イラクの人をはじめ中東の多くの人びとにとって、米軍は侵略者だもんなあ。その侵略者=犯罪者を受け入れるということは、大変に危険だということを知っておかなきゃナランわけだ。

2003年11月07日

●林野庁、ブナの原生林を伐採

 世界遺産の国内候補地にも挙げられている福島県のブナの原生林を、林野庁が、5年間にわたってブナやカラマツ、スギなど約2万4000本(3810立方メートル)を異法に伐採していたことが、11月4日、明らかに。
 中には樹齢200年を超える貴重なブナの木もあったようで、貴重な自然を失しなった。
 河野昭一・京大名誉教授(植物生態学)によると、「原生的なブナ林が残るのは我が国だけで、ブナを伐採するのは、まったく論外の行為」ということで、本当に残念なこと。
 当然ながら、樹齢200年を越える木を育てるためには、200年かかるわけで、これほどの木を違法に伐採するなど、大変な不祥事。
 まったく残念、、、

2003年11月02日

●わが同胞の宴会「芸」

またも中国で、同胞が恥じをさらした。
 産経新聞によると、
 「赤いブラジャーをまとい、男性器に見立てた紙コップを下半身につけて、踊りながら、ブラジャーの下につめていた紙くずを観客に向けてまいた。
 留学生らは、「見よ、これが中国人だ」と中国語で書いた紙を背中につけていた。」という。
 ん~、恥ずかしい、情けない。
 こんな恥ずかしいこと、大学の文化祭で披露するなよ。
 同日の産経新聞には、別の記事で、
 「日本人を好色で下劣な民族と印象づける▽中国人の民族感情を刺激する▽問題を外交ルートに乗せる-という三点で、珠海の「日本人集団買春事件」と共通のパターンがうかがえる。」
 とあるが、まず第1点。
 「好色で下劣な民族と印象づける」というが、事実と異なるのだろうか。実際、残念ながら、アジア各国に、決して少なくない日本人が買春旅行に行き、中には、未成年者に対するワイセツ行為で捕まっているじゃないか。他を非難するのは簡単だが、まず自らの足元の汚れをナンとかしないとイケナイじゃない?
 2点目。同胞が、こんな恥ずかしい「芸」を海外の大学祭でやって、背中に「見よ、これが日本人だ」と書いた紙を張るなら分かる。そのマンマ。しかし、他の民族の名前を出せば、問題になって当たり前。逆の立場なら、やはり気分が悪い。
 3点目。「外交ルートに」というが、山拓前自民党幹事長を見るまでもなく、これまた恥ずかしいことだが、ごく一部の日本人同胞のみが、「好色で下劣」ナンじゃなく、国会議員も含めて、そう見られているので、政治問題になるのはヤムなし。
 あぁ、恥ずかしや、我が同胞。

2003年10月01日

●イラクの大量破壊兵器-米委員会「NO」

 米下院の特別委員会がCIAの文書を調査し、イラクが大量破壊兵器を持っていたというには不確定要素が多すぎるという判断を下したらしい。しかも、委員長は元CIA工作員だというのだから、この結果は、かなりシビア。
 さて、イラクが大量破壊兵器を持っていたという大義名分で戦争に突っ走ったアメリカの責任はどうなるのだろうか。
 議会の委員会も、現地の調査チームもともに「大量破壊兵器はない」と判断した上で、戦争を始めた大義はなかったことになる。
 しかし、そんなことで米軍に殺されたイラクの人たちは救われない。また、大量の劣化ウラン弾による放射能汚染に苦しむ(またこれから苦しむことになる)人たちはどうなるのか。
 そして、さらに、この戦争を積極的に支持したのは、わが国の首相であるということも忘れてはならない重要な問題である。
『日経新聞』元記事

2003年09月26日

●リニアモーターカー、乗る?

 子どものころに、磁石で浮いて、超高速で走る夢の乗り物、リニアモーターカーにあこがれてました。そのリニアの試乗会にのべ6万人の人が乗ったそうです。うらやましい。
 最高時速550キロで走るリニアモーターカー。東京ー大阪間をわずか1時間で走り抜けるらしいです。
 子供の頃からのあこがれもあるし、1度は乗ってみたいと思うけれども、落ち着いて考えると、実際にはあまりできてほしくないかも。
 1つは、総工費。8兆~9兆円くらいかかるらしい。関西新空港の1期2期工事で3兆円だそうで、その額のあまりの大きさに見合うだけの必要性がホントにあるのか疑問。
 2つに、一見便利なようだけど、ホントは、しんどいだけなんじゃないかということ。
 たとえば、大阪から東京ディズニーランドへ日帰りでいけるようになるけど、なんだか疲れそう。
 まだ、遊んで疲れるのならイイけど、仕事で「今から東京いってこい」なんて言われたりすると、やっぱホントに便利なのか、あるいは必要なのかと考えてしまうなあ。
『産経新聞』元記事

2003年09月25日

●10年ぶりのお米の不作

 農水省は、「93年ほどひどい状況ではない」とみているが、10年ぶりの凶作になるのはまちがいないらしい。
 10年前の大凶作の時は、アジアの国々から緊急に大量の米を輸入して乗り切った。
 しかし、そのためにアジアの米不足を引き起こし、米の値段があがり、アジアの人たちに米がわたりにくくなってしまったのだ。
 自分たちが米に不自由しないかわりに、他の国の人が不自由してしまった。
 こんどは、そんな恥ずかしいことはしにようにしないと。
日経新聞元記事

2003年09月24日

●カンガルーの恩返し

カンガルーが大けがの男性救う、豪州で
 今月21日に、長年面倒をみてきたカンガルーに命を救われたということが、オーストラリアであったらしい。
 このカンガルーは片目が見えず、ある家族が10年ほど面倒をみてきたそうだが、その家族の夫が強風で飛んできた木に頭をぶつけ、意識不明の重体になった。それをみたカンガルーは、その人の自宅に行き、家族に知らせ、命が助かったというのだ。
 不景気と戦争で、なんだか住みにくい人間の社会になってきたが、あんがいカンガルーの社会の方が、暮らしやすいかもしれない。

2003年09月21日

●気をつけないと、、、

 UFJ銀行が、東京や大阪、名古屋などの都市圏の308カ所の現金自動預け払い機(ATM)を24時間稼働するらしい。
 一見、便利なようだけど、なんだか出費が増えそう。
 財布が空でも近くのATMにとびこめば、衝動買いできるし、BARに入って、のってくれば、朝まではしごということも、、、。

 気をつけないと>>自分 (¨;)

●この秋、離婚が増える?

 不景気になると、離婚が増えるらしい。しかも、今年の夏は、10年ぶりの冷夏でGNPが1兆円も減る予想なので、離婚が増えるんじゃないかと、日刊ゲンダイ9月20日号。
 でも、こんな不景気なときは、発想を変えて、(節約)を大義名分にして、週に1度電気を使わない日を作ってはどうでしょうか。
 明かりはロウソクだけ、テレビは付けない、音楽も聞かない。軽くお酒でも飲んで、話題がなくなれば、2人でお布団へもぐりこみましょう。
 少し違う感覚が楽しめるかも。

2003年09月20日

●イラク復興に110億ドル?

 イラク復興支援に、10億ドル(約1200億円)を支払うことが、川口外相とべーカー大使の間で決まったらしい。そして、最終的には、60億から110億ドルの負担が強いられるらしい。
 しかし、イラクへの戦争は、国連の反対を始め、世界中の人々の反対の中で、かってにイギリスと始めたもの。それを分担させるとは。
 また、日本の政府も、国内の失業問題など、重要な課題をほおっておいて、こんな戦争の後かたづけをしてる場合か。リストラや首切りで自殺して、一家の稼ぎ柱を失う家庭が一日何十もあるというのに、、、、。
 その上で、べーカー大使は、自衛隊のイラクへの早期派兵も養成したとか。かってに処遇が決められる自衛隊員やその家族の人たちの気持ちが辛い。