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2007年08月03日

●安倍首相の“使命”

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 『毎日新聞』(7月31日つけ)で、安倍首相が辞任しない、そして与党内から辞任論がわかないのは「自由で民主的な風土」がないからか、だとすれば党名を変更せよという、変わった記事が載った。
 自民党=自由民主党に、自由で民主的な風土などあったことがあるのだろうか。小泉劇場政治で議会の圧倒的多数をとった自民党は、問題発言を続け、横暴の限りを尽くしてきたのは、そういうことなのだろうと理解してきた。
 そもそも、党名の由来である「自由で民主主義」とは、国民のためのものではないだろう。自民党は、大企業の利益を代弁する政党であり、企業が金もうけをする自由と、企業活動の“民主主義”を担保する政党ではないのか。
 それは、通称村上ファンドの村上が記者会見で「金もうけをすることが悪いことなのか!」と毒気をついたことをみれば、明らかである。そこには、モラルや道義など、一片のかけらもなく、あるのは金もうけの“自由と民主主義”なのだ。
 ほんとうに、民主主義が根付いているならば、国政選挙で国民の支持を得られないと分かった時点で、政権を明け渡すだろう。なぜなら、主権は自民党にあるわけではなく、天皇にあるわけでもない。国民にあるのだ。日本国剣法にはそう書いてある。国民の信を問えない政党に、政権を担う権利も義務もないはずなのだ。
 安倍晋三は、参院選で自民敗北が決定した記者会見で「使命をまっとうする」などと言っていたが、思わず連れあいと笑ってしまった。
 首相の権力は国民の支持に由来するものであり、それが国民からの“命”なのであって、その“命”をまっとうするのが使命なのではないだろうか。国民が安倍内閣および安倍自民党を見限った時点で、安部が首相である正当性はない。
 にもかかわらず、安部さんは、いったい誰から“使命”を受けているのだろうか。この時点で、彼に民主主義のかけらも、国民主権を尊重する気持ちもないことがわかる。これが、自由民主党の総裁であり、有数の経済大国・ニッポンの首相の現状なのだ。
 “政治3流”の悲しきわが祖国の現実を、何度も確認してしまう。本当に悲しいことだ。

 ※画像は、「とりあえずガスパーチョ」さんのサイトから

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