●自民党への巨額融資
03年春に、税金から2兆円もつぎ込まれ、“破たん”を免れたりそな銀行が、それ以降、自民党への“融資”を急増させていると、『日刊ゲンダイ』で暴露されている。
記事のよると、りそな銀行の自民党への融資残高は、02年で4億7500万円だったものが、りそな救済の03年には24億2500面円と5倍に増加、04年には49億円、05年には58億7500万円と、わずか2年の間に11倍も融資額を増やしている。
そもそも、破たん寸前で、2兆円という多額の税金をつぎ込んで、生きも絶え絶えの銀行が60億円も自民党に貸し出すことができるのは異様である。なぜなら、自民党は、企業ではないからである。
売上を伸ばしている企業に多額の融資をするのであれば、理屈もわかるが、政党に多額の融資がおこなえるなど、考えられない。自民党への融資の担保は、自民党本部だそうだが、土地は国有なので担保としての価値は存在しない。では、建物に58億円以上の価値があるのか? 老築化したコンクリートの建物にそんな価値があるとは思えない。
つまり、自民党は、政権与党であるために、税金を利用し、りそな銀行を救済、りそな銀行は、そのお返しとして、一政党に過ぎない自由民主党へ多額の融資をおこなったとしか思えない。そして、自民党が政権政党として、りそな銀行へ費やした血税2兆円は帰ってこない。この2兆は、国の予算であるので、一政党である自民党は、返済されなくても痛くないばかりか、58億円以上もの融資という恩恵を受けることができるのである。
これは、巨大な不正システムではないのだろうか。ワイロであるとか、私物化であるというレベルをはるかに超える巨悪であるとしかいいようがない。
りそな銀行が実質国有化された03年以降、自民党への融資を急増させていることが分かった。02年の融資残高は4億7500万円だったが03年は24億2500万円。04年は49億円、05年は58億7500万円。アッという間に10倍に膨れ上がったことになる。
「こりゃなんだ!」という話ではないか。りそな銀は03年春に2兆円もの税金が投入された。
『日刊ゲンダイ』12月20日


