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2006年12月05日

●ネットは、ヴァーチャルか

 今朝、朝刊をみて驚いた。交通事故で死んだ子どもの写真を、自分のホームページに掲載していた小学校の教師についての記事だ。 「3度の飯より遺体が好き」とサイトに載せているという。
 『ゲンダイ』紙では、さらに詳しくあった。
 事故で死んだ子どもの写真に、「『グシャッ!』と潰されて死んでしまいました」というコメントまでつけているという。
 この人物は、テレビの取材にたいし、
 「普段は表に出ない性癖をバーチャルな世界で表現した。内容が自分の職業、社会的立場と比較して不適切という認識はある」(『日刊ゲンダイ』12月5日)
 と答えたらしいが、ネットはバーチャルなので何をしても許されると考えているふしがある。
 ネットは、本当にバーチャルなのか。
 そうではない。この人物は、パソコンに向かって、シコシコとサイトをつくっているつもりだろうが、公開するということは、それをみる人間が存在するのである。
 交通事故で、自分の子どもを失い、それだけでも悲しいのに、ネット上に写真を無断で公開され、子どもや親を侮辱するようなコメントを付け加えれば、傷つき、不快になる人間がいる。けっして、バーチャルなのではない。きわめて、現実なのだ。
 もちろん、本人もそれを意識してやっているにちがいない。自分の異常な「性癖」を匿名を守りながら知ってもらいたいから、ネットで公表したのであって、真にバーチャルで表現したければ、布団にくるまってマスターベーションしておけばいい。
 匿名性を利用して、他人に不快な思いをさせ、被害者や家族、親せきなどを不幸のどん底に落とすヤカラこそ、地獄へ落ちるべきだろう。

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