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2006年11月29日

●労働意識の多様化?

 日払いのアルバイト枠が拡大しているという。
 日経ニュースメールのよると、その理由が
 「『働きたい時だけ働く』など若者の労働意識が変化しており、アルバイトなど若年労働力を確保するため」
 などと、言っているが本当だろうか。
 そもそも、“働きたいときだけ働く”ことができる人というのは、どういう人なんだろうか。親が生活費などを出してくれる学生くらいだろう。あと、資産家などで利子生活ができるなど、ごく限られている。
 学生のときなどは、僕もお金に困ったとき、交通量調査などの日割のバイトなどをしたが、学生がこうしたアルバイトの仕方をするのは、昔からあったことだろう。労働意識など、何の変化もないと思う。さらにいうと、どれだけ労働意識が多様化しようと、無産者は働かないと生きていけないのであり、“働きたいときだけ働く”生活など不可能である。
 ことの本質は、労働力の“看板方式”、つまり人がほしいときだけ雇うということで、人件費を削減し利益を上げようとしているだけなのではないかと思うばかりである。
 労働意識の変化などと、うまくいうものだとつくづく思う。

◆「働きたい時だけ働く」日払いバイト採用拡大・外食や小売業
アルバイト確保に苦心している外食、小売業に日払い制度が広がってきた。たこ焼き最大手のホットランド(群馬県桐生市、佐瀬守男社長)は年内にも全300店に導入する。ローソンは首都圏で実験を始めた。「働きたい時だけ働く」など若者の労働意識が変化しており、アルバイトなど若年労働力を確保するために雇用形態の多様化が進んでいる。
2006-11-29 『NIKKEI-goo 日経ニュースメール』

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