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2006年11月08日

●日本の核武装の先に見えるもの

 過去の記事にも書いたが、相変わらず自民党・中川昭一政調会長が、日本の核武装についての論議は必要であるといい続けている。こういうトンデモ発言が許されているということは、自民党執行部も認めているということであり、全国の自民党員も認めているのであろう。非国民通信さんの記事「核武装論は続きますが・・・」によると、右翼のドン笹川良一の次男である笹川堯・自民党党紀委員長が、非核3原則の見直しを言っているようである。本当に驚くべき限りである。
 さて、核武装についての「論議」は必要であるというが、当然、核兵器を持つ過程や持った後についての「論議」も含むのだろう。中川政調会長は、いったいどういう意見をおもちなのだろうか。
 日本が、核兵器を持つということは、核拡散防止条約(NPT)や国際原子力機関(IAEA)から脱退しなくてはならない。そうなると、国際社会からの激しい反発は必至であり、とりわけても国連において、非難決議が採択される可能性もある。それでも、「対北朝鮮政策のために」といい続けるのであろうか。そんなことが許されるのであれば、核不拡散という国際的な原則は、破壊されてしまう。どこの国も持ち始め、持ち始めると、今度は核弾頭の数を競い合うことになるだろうことは、かつて米ソが競って核兵器を大量生産していた歴史をみれば明らかである。1980年くらいには、アメリカだけか米ソ合わせてか忘れたが、地球を8回くらい破壊できる核兵器があったなどといわれていた。
 さて、こうした国際的な世論や国連の動きなどを読んだうえで、なおかつ核武装の必要性を訴えるならば、結局は、国連脱退→脱国際協調へと走らざるを得ない。かつて、満州国を傀儡ででっち上げ、国際連盟を脱退し、勝ち目のない戦争へ歩んでいった歴史と同じなのではないか。
 70年前は、ドイツ・ヒットラーとイタリア・ムッソリーニと手を組んだが、今回は北朝鮮・金正日と手を組み、対米戦争へうってでるのだろうか。そして、靖国神社には「アメリカにそそのかされ、国益を守るため、第3次大戦を、、、」という説明が書かれるのかもしれない。

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コメント

笹川堯さん。
生前TVコマーシャルで「戸締まり用心、火の用心」とか「一日一善」などと
叫びつづけた偽善者・笹川良一さんのご子息なんですよねえ、まったく。
ところで、IAEAの査察官って、日本にも8名が常駐しているそうです。
一連の核好き自民党員に事情聴取してもらいたいものですなあ。

えーと、いつもの下らん拙エントリからTBさせていただきました。

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