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2006年10月23日

●命と生活を守るため、街頭へ出よう^ー^

 デモは、下品なのか。
 またぞろ、中川昭一・自民党政調会長が、トンデモ発言をしている。
 教育基本法改正反対の教職員のデモに対して、「デモで騒音をまき散らしている」「下品なやり方では生徒たちに先生と呼ばれる資格はない」というのだ。
 まず、デモンストレーションというのは、権力を持たない民衆が支配階層に訴える数少ない手段のひとつである。これは、労働者民衆の基本的な権利といってもいいだろう。民衆のデモを騒音と呼び、下品だといいきる中川政調会長には、もう一度中学校の歴史の教科書を読むことをお薦めする。
 近現代の自由権や社会権の確立は、民衆の運動によってつくられてきた。社会に激烈な変化を与えたのは市民革命である。社会の圧倒的多数を占める市民が、ごく少数の特権階層の支配のあり方を厳しく批判し、ときには革命としてあらわれ、歴史がつくられてきたのである。
 自由と平等と博愛をかかげ革命で共和制の国を建設したフランスは、今でも街頭で政治を決めるという言葉があるという。最近でも、学生や労働者の大規模なデモやストライキがあったことは記憶にあたらしい。
 こうした民衆の直接的に政治に抗議する活動を認めないならば、国連常任理事国5カ国の歴史をも抹殺することになることを理解しているといわざるえない。アメリカは、独立戦争と南北戦争で、国の屋台骨を作ってきたし、イギリス、フランス、ロシア、中国は革命を経て現在にいたっているのだ。民衆運動とは、社会発展の原動力である。
 次に、中川政調会長は、デモを騒音という。しかし、街頭で大声を出さねばならない悪政を強いているのはだれなのか。自衛隊を海外に派兵し、社会保障はきりつめ、規制緩和により地方の経済を破壊し、そしてゆとり教育、個性重視という美名の下で多くの労働者の子どもたちから教育を奪っている政治に危機感をおぼえ、少しでも権力中枢へ声を届けようとするのは、至極当然のことである。
 民衆のささやかな、ことさら抵抗というほどでもない、かすかな声さえ封じ込めようとする懐の狭い悪代官。中川政調会長は、僕ら庶民の生活を決定する最高立法府の議員としては不適格である。
 3つめに、自民党が戦後60年も政権与党にいつづけることができたのはなぜか。僕は、社会党の役割を考えざるを得ない。国会運営を円滑におこなうためには、政府は野党第1党であった社会党の政策を一定取り入れないとならなかった。その結果、ひとつは疑似社会主義的といわれるような労働政策、福祉制度の充実や環境問題、あるいは様々な社会的差別の問題などに取り組まざるをえなくなり、国民は「自民党政権でええやん」という世論を形成してきた。ふたつめに、こうした社会党の政策を取り入れることにより、国会では共産党ですら議事の7割以上は賛成するという宥和政策をとることができたのである。
 いいか悪いかはともかく、政府からすると社会党は、圧倒的多数の民衆の不満のガス抜きという役割を担っていたといえるのである。
 さて、中川氏は、デモという民衆のガス抜きを認めずして、圧倒的多数の庶民の怒りをどのように収拾させていくつもりであろうか。ソ連や中国、あるいはアメリカのように、反政府的な活動をすれば、秘密理に収容しこっそりと抹殺していくつもりなのか。あるいは、取り締まりを強化せずに、臨界点にまで不満ガスを膨張させ、大爆発させるつもりであろうか。
 まさか、働いても働いても給与は上がらず、むしろもっと仕事を求められてストレスに苦しむ人々が、現状に不満はないとは思ってはいまい。

 教育基本法改正反対、共謀罪反対、規制緩和反対、増税反対、累進課税をもとに戻せ、福祉切り捨て反対、戦争反対!
 教育費を無料にしろ、家賃は高すぎる、給与をあげろ、派遣労働者を正社員にしろ、すべての企業は8時間労働制の順守を、医療費を下げろ、博物館・美術館は無料に、子供や孫の世代にも平和な生活を保障せよ!
 さあ、街頭へデモにでよう。



<中川政調会長>「日教組の一部、免許はく奪だ」と批判

 自民党の中川昭一政調会長は毎日新聞のインタビューで、教員免許の更新制度に関連して「日教組の一部活動家は(教育基本法改正反対の)デモで騒音をまき散らしている」としたうえで「下品なやり方では生徒たちに先生と呼ばれる資格はない。免許はく奪だ」と述べ、教員の組合活動を強く批判した。
 今国会の最重要課題である教育基本法改正案の審議が25日にも再開することを念頭に、成立阻止を掲げる野党や日教組をけん制したものとみられる。こうした姿勢に対して、野党側は「教育を政争の具にしようとしている」(民主党の松本剛明政調会長)と反発しており、激しい論戦が展開されそうだ。
(毎日新聞) - 10月23日3時5分更新

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コメント

 今晩は。伊東です。
 昨日の補欠選挙では残念な結果となってしまいましたが、この記事には励まされます。これでしょげてるヒマはないですね。ここで黙ってしまったんでは、言いたい放題の中川昭一…氏を更に図に乗せてしまうだけでしょう。
 この人、言葉は勇ましい?けど、実際はただの「チキン」じゃないかと思います。自分の意見に自信があるのなら、反対行動はむしろ「ウェルカム」なはずですが。

 そう言っている私自身もある事情で頭に血が上っている状態ですが、祖母がその様子察して一言。
 「お前は自分のやってる事に自信あんだろ。だったら言わせとけ。」
 強いです。

 今日もおじゃましました。

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