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2006年10月13日

●岩上安身解説「北朝鮮による日本への核攻撃のメリット」

 今日は、休みだったので、ひさびさに生で報道番組を見た。
 関西テレビ(フジサンケイグループ)の夕方の報道番組「スーパーニュースアンカー」で、岩上安身氏(この番組ではじめて知った)が、北朝鮮による日本への核攻撃にはメリットがあるというので、「おっ、何をいうかな」と期待して耳をかたむけた。
 米国防関係者から直接聞いたと、前置きを置きながら解説が始まった。
 はじめは、何を言っているのかよく分からなかったのだが、要は、北朝鮮が日本と韓国を核で壊滅させてしまえば、アメリカは、48時間以内に報復攻撃をして、北朝鮮は壊滅させられてしまう。しかし、その後、アメリカは、日本と朝鮮半島復興のために、莫大な資金が必要となり、アメリカの資金を持ってしても不可能である。そのとき、アメリカは、朝鮮半島は捨てて日本のみの復興に取りかかるという。そこを狙って、日本だけでも壊滅させれば、アメリカは、日本復興でかかりきりになり、その間、北朝鮮は韓国に軍事侵攻し、統一を成し遂げるのだというのだ。
 あまりにも、バカげている。前置きとして、自分の意見ではない、米国防関係者の意見だと、逃げを用意しての発言とはいえ、こういう3流の映画にしかならない筋書きを、公のテレビで放送してもいいのだろうか。
 だいたい、北朝鮮の軍事力で、日本や韓国を壊滅させることができるのか。そんなことは妄想にすぎない。岩上氏は、「だから核兵器や大量破壊兵器が必要なのです」ともっともらしいことをいっているが、じゃあ核保有国のイスラエルやインド、パキスタンは、核兵器でもって対立している国を壊滅させたことがあったか。核兵器を持つだけで、国を壊滅させることができるのであれば、いまごろイスラエルは、中東各国を壊滅させて、大イスラエル帝国を築いていることだろう。
 しかも、アメリカが日本復興にかかりつけになっている間に南進なんていうが、韓国の軍事力は、北朝鮮の10倍にもなる。もちろん、日本の軍事力は世界でもトップクラスであるが、そうした国をどのようにして、北朝鮮が制圧できるのか。しかも、制圧したあと、どう統治するのか。
 岩上氏の話は、非常にわかりにくかったのだが、大きな特徴は、アメリカと日本が中心になっていて、韓国の主体がまったく語られないのである。ここが大きなペテンであろう。韓国からの北朝鮮への反撃をまったく意図的に無視して、「北の恐怖」を煽っているのである。
 しかし、フジサンケイグループも、こんな3流作家しか評論家として雇うことができないとは、情けない。

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2006.10.18.17:15ころ 今朝の京都新聞に掲載された共同通信配信の記 [Read More]

コメント

 今晩は。伊東です。
 フジテレビといえば、先日の夜のニュースでも解説委員が「日本は(戦争という-伊東注)最悪の手段も覚悟しなければならない」と大真面目に言っていましたからね。この系列の政治部記者は大丈夫かよ、と思ってしまいます。真剣に考えることと、煽る事は別に考えたいですね。
 短い報告でしたが、おじゃましました。

 伊東さん、どうも(^-^)

 フジテレビの解説委員が「最悪の手段も覚悟しなければならない」などと言っておりましたか。。。
 その解説委員の方が、最悪ですな(^◇^;) その人は、自分の愛する者や友人、あるいはお世話になった人たちなどが、戦争によって死んでいく、あるいは戦争が終わっても様々な後遺症や心の傷で何十年も苦しんでいく可能性があることなど、想像できないんですかね。悲しいことです。
 外交とは、まさに戦争をしないためのものであると思うのですが、簡単に「戦争の覚悟」などせんで欲しいです。。。

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