●「ブッシュは悪魔」 ベネズエラ大統領の国連演説に拍手
今日、職場で、朝日新聞の夕刊を見ていて、思わず注目してしまった。で、今日のブログのエントリーはこれだ!と。

残念ながら、南米ベネズエラの状況等は、よく分からないが、チャベス大統領の
「アメリカ合州国大統領が、世界を所有しているかのような演説」
と非難している言葉が、とてもリアルで、胸に響いた。
全くその通りだろう。しかも、ベネズエラは、地政学的にも、アメリカ合州国に非常に近く、さまざまな政治的な影響を受けていると、簡単に推測できる。その大統領が、国連演説史上、類を見ない激しい演説をしたというのは、ブッシュの傲慢さにはらわたが煮えくりかえるほど、いかっておられるのだろう。
さらに、この新聞記事で非常に感銘を受けたのは、一般演説15分というルールをはるかに越えて、24分も演説したにもかかわらず、他の演説に比べ絶賛の拍手を得たということである。
もちろん、日本や欧州などの先進国の国連大使が、どう感じたかは知らないが、大国云々を抜きにすれば、「ブッシュこきおろし!」「ブッシュは悪魔!」というのが、納得できたのだろう。
これから、ベネズエラの政治にも注目しなければならなくなった(^_^;
「ブッシュは悪魔」 ベネズエラ大統領の国連演説に拍手
国連総会一般討論で20日、ベネズエラのチャベス大統領が登壇し、ブッシュ大統領を名指しして8回も「悪魔」と呼ぶ、国連史上例のない激しい演説をした。
チャベス氏は、前日ブッシュ大統領が同じ演台から演説したことを念頭に「悪魔が昨日ここにきた。まだこの演台は、地獄のにおいがする」と述べてから、十字を切り、両手を合わせて天を見上げるなどパフォーマンスを披露。演台を示しながら「ここで、私が悪魔と呼ぶ米国大統領が、世界を所有しているかのような演説をした。精神科医に分析してもらうべきだ」とこき下ろした。
一般討論の演説は15分ずつと定められているが、9分近くオーバー。前日6分近くオーバーしたブッシュ大統領よりも長かった。原稿なしで、大半を米国批判に費やしたが、終了後は他の演説より長い拍手を受けた。
演説後、米国のボルトン国連大使は「これは侮辱だ」としつつ「あのような演説に反応はしない」とコメント。記者団から「あの演説が大きな拍手を受けたことは、課題があることを示しているのでは」と問われ「チャベス大統領はこの国で言論の自由を行使できる。彼が自国民に言論や報道の自由を認めないのはとても残念だ」と切り返した。
国連本部では「演台を靴でたたいた旧ソ連のフルシチョフ首相演説以来の珍事。総会の品位といったことよりも、こうした演説が喝采を受けてしまう国際社会の現状の方が深刻だ」との声も上がった。
9月24日追記
tamyレポートさんの記事「「悪魔」が「空爆して旧石器時代に戻す」と・・・」に、上記ベネズエラ大統領の演説の日本語訳が紹介されていました。tamyレポートさんの記事とともに、読んでいただけると、とても分かりやすいと思います。
ベネズエラ大統領の国連演説「2006年チャベス国連演説」



コメント
トラックバックしておきました。
産油国のベネズエラ、イランの反米、非同盟共闘の動きが顕著ですね。
その辺りの動向は、「反米戦線の結成で関係を強化するイラン・ベネズエラ」というレポートがあります。
http://www.idcj.or.jp/1DS/11ee_josei060922.htm
このレポートは、日本政府の外郭団体である(財)国際開発センター(IDCJ)の<最新情報[最近の中東・エネルギー情勢から]>からです。
http://www.idcj.or.jp/1DS/11DS_ee_f.htm
参考になれば。
Posted by: むらた | 2006年09月23日 00:03
むらたさんへ
どうもコメントありがとうございます。
リンク先、見ました。イランとの関係、興味深いものがあります。
その上で、やはり石油利権を独占しようとするブッシュ大統領の姿が見え隠れしていますね。
これからも、よろしくお願いいたします。
Posted by: GK68 | 2006年09月23日 01:40