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2006年09月15日

●警察官の犯罪は、絶対に許すことができない

 いち個人は、そう強くない。それなりに長く人間を続けていると、いろいろと魔がさすことがある。しかし、そうしたとき、多くの人のつながりや自分のおかれている社会性などを思うと、自分に抑制が働いたりする。
 そんな中で、警察官の犯罪は絶対に許すことができない。
 まず、第一に、警察官という職業が持つ社会性である。法にてらし、違法な行為をしている人間をとりしまる人間が、みずから犯罪を犯してはモラルがどんどんと崩れていく。
 「おまわりさんやって、やってるんだから」という心のすき間をこじあけてしまうことになるのでないか。警察官は、市民の模範でなくていいが、犯罪だけは絶対に犯すべきでない。自制がきかないのであれば、あるいはそういう傾向があるのであれば、警察官という仕事をやめるべきである。自分がよくしっているだろう。
 次に、警察官は、法に基づいて、人間を逮捕・拘束できるという強大な権力を持つ。国から、そういう権力を委託されているわけである。
 警察官は、そういう自己の身分について、非常に厳しくないといけない。
 極端にいえば、犯罪に手を貸すことも、犯罪を隠すことも、一般市民に比べると、はるかに容易である。そういう権力者が、厳しく自制しなければ、だれが警察を取り締まるのか。責任官庁は猛省すべきである。
 多くの警官がいるので、そういう人間もいる、ではすまされないことだ。
 第三に、この警察官は、17歳の女子高生に暴行しようとした点である。
 もうこれ以上、語る必要はないだろう。いいかげん、頭の血管が切れそう(怒

▽ 巡査部長 女子トイレ侵入 女子高生にケガさせ現行犯逮捕 ▽
 千葉県成田市のJR成田駅の女子トイレに侵入し、女子高校生に軽傷を負わせたとして、県警機動捜査隊の巡査部長能登谷健(35)が12日夜、建造物侵入と傷害の現行犯で逮捕された。成田署の調べによると、能登谷は12日午後9時15分ごろ、成田駅東口の女子トイレの個室に壁を乗り越えて侵入。中にいた県内在住の女子高生(17)の口を手でふさぎ、唇を切る軽傷を負わせた。
 女子高生が外に逃げ出して悲鳴を上げたため、逃走しようとしたが、通りかかった飲食店店長の男性(22)らに取り押さえられ、駆け付けた駅前交番の警察官に引き渡された。能登谷は12日は休み。成田駅付近の飲食店で友人と酒を飲み、帰る途中だったといい、容疑を認めているという。
『日刊ゲンダイ』 2006年9月14日号

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