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2006年09月07日

●死んで、支払え!

 消費者金融、いわゆるサラ金業者10社が、借り手全員に生命保険をかけていたらしい。要は、生命を担保にして金を貸すということだ。
 この10社のうち、大手5社(アコム、アイフル、武富士、プロミス、三洋信販)においては、昨年1年で保険金で返済をうけた件数が3万9880件、うち自殺によるものが判明しているものだけでも、3649件にのぼっているという。
 この比率は、『毎日新聞』(06年9月6日)によると、成人志望者の自殺者の割合の3倍にもなり、明らかに、自殺によって借金を返済させている実情が存在している。
 名前が上がっているこの5社は、テレビCMにもよく名前がでている会社であるが、かなりの悪徳なやりかたに驚くばかり。
 大阪毎日放送の報道番組VOICEの特集でも、この問題がとりあげられ、取立の様子や録音された電話の様子などを放映していたが、やはりえげつなかった。もちろん、町のサラ金などと違い、言葉は丁寧であるが、むしろそれがかえって借り手に圧迫となるように仕組んでいる感じであった。
 もちろん、こうした問題の本質は、小泉政権5年における徹底した規制緩和と所得階層の2極化が根底にあることはいうまでもない。かつては、一億総中流といわれ、疑似社会主義的な政策をとっていた日本であるが、それはすでに過去の話、いまはむき出しの弱肉強食の社会、嫌いな言葉であるが、「多くの負け組と少数の勝ち組」の国になってしまったのだろう。
 なんとか、こういう仕組みを変えていかないと、僕たち庶民は本当に生きていけなくなってしまう。

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