●飲酒運転に注意ーー友人への真の思いやりとは?
8月25日に福岡でおきた幼児3人が死亡した交通事故で、事故をおこしたAの友人が逮捕された。
新聞によると、Aは飲酒運転をし幼児3人がのる乗用車に追突、その後、現場をはなれ、友人へ「酒を飲んで事故を起こした。水をたくさんもってきて」(『毎日新聞』06年9月6日朝)と頼み、友人は2リットルのペットボトル数本を差し入れたらしい。
この行為が、証拠隠滅として逮捕された。
さて、この水を差し入れた友人の判断はどうだったのだろう。もし、自分がこの友人の立場であったらどう行動するだろうか。
確かに、この水を差し入れた友人の行為は、証拠隠滅といわれても仕方がない。そして、事故の大きさを考えれば、やはり軽率であった感はぬぐいとれない。ただ、事故を起こした友人Aをなんとかしてあげたいという気持ちが先にたったのだろう。
実際に可能かどうかはともかく、「事故を起こした」と聞いた時点で、どういう事故か確認しないといけいだろう。そして、現場を離れているのであれば、すぐに戻って警察に連絡すべきと、友人の立場から忠告すべきだったのではないだろう。
そもそも、事故を起こしたAという男は、衝突事故を起こしておきながら、現場から離れ、何をしたのかというと、飲酒運転の罪を隠そうと友人に水を頼むという自己保身の人間である。現場を離れた時点で、ひき逃げである。もちろん、中で子供が3人死んでいるということは予測できないにしろ、まずは自分が原因で不幸にも事故にあった人、つまり相手を思いやるのが先決なのではないか。
この友人もそのあたりを、少し考えていれば、逮捕という事態にはなっていなかったように思う。本当の友人であれば、しっかりと忠告してやらないといけないだろう。
さいごに、この事故では、Aと一緒に酒を飲んでいた人も、飲酒運転ほう助で逮捕されている。友人と酒を飲むときには、車で来ているやつには飲まさない、一緒に飲まないということも気をつけておかないとならないだろう。


