●人に優しいか? 大阪市営地下鉄
ある時、大阪市営地下鉄に乗っていると、ホームにある駅名の書かれた看板に、アルファベットと数字が駅名の横についていることに気づいた。
どうも、外国の人とかにわかりやすいように、アルファベットからなる路線記号と駅番号を合わせたものを作ったらしい。
しかし、こんなものが本当に便利なのだろうか。
たとえば、関西新空港に到着した外国人が、南海電鉄のラピートで、難波にきたとしよう。で、そこから、アジアトレードセンターのあるコスモスクエアに行くときは、次のようになる。
「M20からM18についたら、C16の乗り換え口にいって、C10の駅で降りる」
翻訳すると、こうなる。
「御堂筋線のなんば駅(M20)から本町(M18)へ。本町から中央線(C16)に乗り換え、コスモスクエア(C10)で降りる」
人に優しいとは、とてもいえない気がする(^_^;



コメント
東京の地下鉄にもナンバリングされてますが、私は日本人からしても結構便利だと思いますよ。
私が一番便利だと思うのは、番号が連番なので、途中に何駅あるかの予測が簡単な所ですね。
「2駅ぐらいなら混んでても乗っちゃおう」とか、「6駅あるなら、本でも読むか」とかの事を、普段乗っていない路線でも考えられます。
また、本を読みふけって現在位置が分からなくなっても、最寄り駅の番号を確認すれば、あと何駅か、乗り過ごしてないか、などを確認することができます。
東京の例でいくと、六本木から名荷谷にいくとすると、
「六本木から日比谷線に乗って、霞ヶ関で丸の内線に乗り換え、茗荷谷で降りる」ですが、番号で表すと、
「H4で乗って、H6でM15に乗り換え、M23で降りる」となります。
もうすこし人間的に行きたければ
「六本木(H4)で乗って、霞ヶ関で乗り換え(H6→M15)、茗荷谷(M23)で降りる」と書くと、路線名を書かずとも乗り換えが分かりやすいです。
こうしたツールというのは、各自の工夫で使いやすくなるものですから、ないよりあった方がいいという性格の物だと思います。
まぁ、嫌なら使わなければいいだけの話ですし。
Posted by: 東天王ヨブ | 2004年12月24日 07:48
東天王ヨブさん、どうもコメントありがとうございます。
> 私が一番便利だと思うのは、番号が連番なので、途中に何駅あるかの予測が
>簡単な所ですね。
なるほど、そういう使い方があったんですね。ひとつ勉強になりました。
ただ、僕のエントリーのテーマ(主題)は、「人に優しいのか」ということにあります。便利かどうかとは少し違います。
> 「六本木(H4)で乗って、霞ヶ関で乗り換え(H6→M15)、茗荷谷(M23)で降りる」
>と書くと、路線名を書かずとも乗り換えが分かりやすいです。
とありますが、本当にわかりやすいのでしょうか。僕は、とても疑問に思います。
というのは、人間の思考というのは、自分が納得できないことは、受け入れがたいようにできていると思われるからです。
例えば、僕は、国際空港の近くで生まれ育ったので、小学校の時の友人との会話は、もっぱら飛行機の機種や航空会社のマークのことでした。何時何分に、パンナムのDC10が通るとか、全日空のYS11がくるとか、日本航空のスーパージャンボが、、、なんて会話をしていました(^_^; こうした機種名は、好きな人には、その機体や音などが感じ取れることができ、とても楽しいのですが、はたして知らない人は、こういう会話を聞いて、何を感じるでしょう?
また、今では、すっかり興味を失せてしまいましたが、Windowsが出たてのころ、CPUの名前やクロックに興味を覚えた時期もありました。Pentium 166だとか、こんどMMXがでるだとかです。
こうした会話をしていると、興味のない人からは、宇宙人が会話しているとよくいわれたものです。そりゃあ、そうでしょう。DC10だとかMMX Pentium 233というのは、あくまでもお約束の記号であり、それ以上でもそれ以下でもないからです。
ところが、路線名は違います。「日比谷線」だとか「丸の内線」だとか聞くと、何か地名かということは自然に分かります。親しみがわくのではないでしょうか。
とりわけても、問題だと思うのが、
「霞ヶ関で乗り換え(H6→M15)」
という箇所です。
大阪市営地下鉄でも、難波駅は、3つの路線があります。すると、路線名を示すアルファベットが違うのは当然ですが、駅番号も違うんですね。霞ヶ関駅が、日比谷線では駅番号が6であり、丸の内線だと駅番号が15になるというのは、自然に理解できるものでしょうか? 東天王ヨブさんが、すでにそういう事実を知っているから便利なのではないでしょうか?
東京の地下鉄は、会社が2つあり、駅数も多いので、僕は、年に一度東京に行くと、地下鉄ではよく迷います(^_^; その上、ひとつの駅で駅番号が、2つも3つもあれば、よけい混乱すると思うのですが、さて、いかがなもんでしょうか?
僕が、海外旅行に行ったら、地名をMとかPとか、あるいは5とか9とかと表現されれば、たぶん嫌になります(^◇^;) ロサンゼルスとかサンフランシスコとかの方が、とても親しみがわきます。
> こうしたツールというのは、各自の工夫で使いやすくなるものですから、
>ないよりあった方がいいという性格の物だと思います。
> まぁ、嫌なら使わなければいいだけの話ですし。
ということで、僕は、べつに「なくせ」とかいってるわけではありません。外国人にタメだとか、文字の不自由な人のためだというけれど、ほんとうに「ため」になるのかという記事ですので、「嫌なら使わなければいい」といったものではありません、念のため、付け加えておきます(^^ゞ
Posted by: GK68 | 2004年12月26日 23:36
>ただ、僕のエントリーのテーマ(主題)は、「人に優しいのか」ということにあります。便利かどうかとは少し違います。
「○○線の○○駅」という言い方は、親しみはもてるかも知れませんが、じゃあ「優しいか?」と言えば、そうでもないような気がします。
じゃあ、「優しさって何?」という話になったばあい、「なるべく多くの人が使いやすいように」という機能で考えるのが一番の近道であると私は思います。ユニバーサルデザインなんかはそういう思想ですね。
前回書きませんでしたが、「M」や「T」などの頭文字を使ったシンボルマークは色盲の方にも路線を判別しやすくさせます。
あと、乗り換えに関してですが、その場所を知っている人にとっては、駅名は自明ですが、知らない人には地名も記号も変わりなく感じます。私は大阪の地下鉄には乗ったことがないので、「コスモスクエア」も「C10」も同じ意味に取れます。
そいえば、地下鉄の出口はA2とかB5とかの記号で書かれてますが、あれが全部固有名だとしたら、相当ややこしいと思いますが、どうでしょう?
そもそも、地下鉄が「優しくない」のは、都市の中を細かく、網の目のように走っているからで、その複雑さを解消するために、さまざまなやり方をためす必要があることだけは間違いなさそうです。
そうした中に駅のナンバリングもありますので、暖かい目で見守っていきましょう、と。
まぁ、別に地下鉄のナンバリングの有用性を延々と語ったところで、地下鉄の会社から何かもらえるわけではありませんが、自分の中でいろいろ思ったことがあったので、書込みさせていただきました。
Posted by: 東天王ヨブ | 2004年12月28日 07:25
単に東京のまねをしただけ。
利用者の利便性を考えてのことではありません。
最近、神戸の地下鉄にもこれができました。
Posted by: Anonymous | 2005年03月11日 01:45