●「フリーターはサマワへ」考
■「若者はサマワに行け」武部幹事長大暴言
-----------------------------------------自民党の武部勤幹事長が、またまたムチャクチャな暴言だ。きのう(9日)の都内の講演で青少年のフリーター増などの教育問題に触れ、「一度自衛隊にでも入って、サマワみたいなところに行ってみてはどうか」「緊張感をもって地元に感謝されながら活動したら3カ月でまたたく間に(人間性が)変わる」な どと言ったのだ。
若者が荒れているのは、就職難などの重大問題にまったく手をつけようとしない小泉内閣の責任。それなのに、言うにコト欠いて「イラクに行け」とはアキれてしまう。
今や、死と隣り合わせの自衛隊員は、なり手がいなくなる可能性がある。若年失業を放置し、自衛隊を受け皿にしようという考えが透けて見える。
いくら自民党でも、こんな暴言幹事長はクビにしなけりゃウソだ。
『日刊ゲンダイ』(12月11日)
『ゲンダイ』紙では、「ムチャクチャな暴言」としているが、まんざら、無茶な話しでないところが恐ろしい。
不景気で、就労できない人間を戦地に送るというのは、暴言ではない。実際に行なわれる政治だ。
アメリカでは、就労できない人間を兵士として雇うために徴兵制を止めた。そして、兵士に志願する多くの人びとは、働くところのない、生活に切迫した人たちだ。また、正規軍のみならず、兵士として戦地へ送る派遣業者もいるらしい。
さらにいうと、こんなことは、戦後日本でもやっていた。それは、50年朝鮮戦争の時。
当時、敗戦を迎えたばかりで、国は疲弊し、職にありつけない多くの人びとが、戦地へ動員された。「良い仕事があるよ」といわれ、ある人は、船員として、またある人は荷役の労働者として朝鮮半島へ連れていかれ、多くの人々が、朝鮮戦争で亡くなっている。
船員組合や航空労組は、いわゆる同盟系の組合といわれ、かつては自民党より「右」といわれた民社党系の労働組合だが、今、もっとも戦争に反対し、有事法制に反対している。それは、ひとえに、いまちゃんと反対しておかないと、自分たちが、戦争政治の中で巻き込まれ、殺されてしまうという歴史に学んでいるからだ。
こうして、朝鮮戦争の結果、現在の日本の経済復興があったといっても、全く言い過ぎではない。つまり、戦後日本の経済発展は、非常に多くの朝鮮人の血と日本人の血によって、そのきっかけをつかんだといえる。
自民党・武部勤幹事長は、その年齢からいっても、こうした歴史的事実を知っている。要は、50年朝鮮戦争以後の経済発展を考えた時、職にありつけない多くの若者を、イラクに送り、石油利権の分け前を、アメリカやイギリスから、分捕り、自民党政治の失敗としての今の長期不況から脱却するということなのだろう。
人殺しをし、あるいは殺されることによって、なされる経済発展など、必要はないと思う。



コメント
TBどうも。
俺は、北海道の人間なんですが、いまの閣僚は北海道の3馬鹿トリオですな。
狂牛病タケベに年金未納ナカガワ、特高警察マチムラ。
まさに、北海道の恥垢です。
Posted by: 死ぬのはやつらだ | 2004年12月20日 15:52
コメント頂き、ありがとうございます。
僕は、大阪生まれの大阪育ち。連れあいは、鳥取生まれですが、ろくな議員はおりません(^_^;
ほんとに恥ずかしいばかりです。
連れあいは、前防衛庁長官の某氏がテレビに映るたびに、「鳥取の恥だ」と嘆いておりました。
Posted by: GK68 | 2004年12月21日 13:08
誇れる政治屋なんて、いる方が変な気がするのも哀しいですね。
Posted by: うにゃにゃ | 2005年08月05日 12:42
うにゃにゃさん、どうもです
確かに、「誇れる政治家」がいるのかという気がしてしまうのは、大変悲しい現実です(__;)
これだけ、2世、3世議員ばかりで、家業のように、政治をやっているかぎり、真剣に庶民の生活を考える政治家は、期待できそうにありませんね。
まさに、政治屋さんですね。。。
Posted by: GK68 | 2005年08月06日 13:13