●酒税の値上げ、はんた~~い!!!
またもや、酒税を値下げか!
ビールの値段に対する税金の割合が高いために、ビール会社が、税率の低い発泡酒を開発。
発泡酒が売れるや、政府は、発泡酒の税率を引き上げた。そもそも、酒税法上、麦芽の割合に応じて、税率が決められていることから、ギリギリまで、麦芽の割合を下げ、税金がかかるのを防ぎ、安い「ビール」を作って売るのは、勝手だろう。
しかし、発泡酒の税率を上げたのだ。
そして、今度は、ビール会社が、こぞって開発した、低税率ビール(いわれる「第3のビール」といわれるもの)の税率を上げて、庶民のささやかな楽しみから、金を絞りとるつもりだという。
そして、この値上げの理由がいけすかない。
政府税調・石弘光会長(一橋大学長) は、「第3のビール」について、「まずい」 「まがいもの」と言いなし、「ビール本来の味を忘れさせ、酒文化に影響がある」 、さらに「課税の公正、中立に反する」と税率アップを打ち出したというのだ。(『日刊ゲンダイ』(11月26日)より)
まあ、ウマイ、まずいは、個々人の好みであり、それを「まずい」と決め付けるのは、どうかと思うが、ひとまず味はおいておく。
しかし、「まがいもの」発言は、どう考えてもオカシイだろう。
今、問題なのは、酒税法上のビール、あるいは発泡酒概念の問題であって、本物のビールとは何かという問題ではない。真偽の問題でいえば、サントリーのビールは、ビールではないという人もいる。しかしそんなことが問題なのではないのではないか。
さらにいうと、「ビール本来の味忘れさせ、酒文化に影響がある」というなら、「真」ビールの味が廃れないように、税率を引き下げ、多くの人が愛飲できるようにすればいい。それをせずに、発泡酒や「第3のビール」に責任を転嫁するのは、大きな間違いだろう。
3つ目に、「課税の公正、中立に反する」から、税率を上げるというのも理解できない。
そもそも、アルコール類を区分して、税率をかえているのは、法の方である。そうした基本を抜きにして、「第3のビール」の税率が安いのは、「不公平だ」というのは、納得できない。「課税の公正、中立に反する」から、酒税法を改正して、課税率を一律にするというのなら、まだ分かるのだが。
ただ、本質的に、「課税の公正、中立」を言うのであれば、平等に累進課税的にするというのが、スジというもんだろう。つまり、高級酒ほど税率を高くし、庶民の酒にはあまり税金をかけないということだ。ひょっとすると、こうした方が高級酒の価値が上がり、結構、売れるかもしれない(^_^;) 宝石などのように。
政府税調・石弘光会長(一橋大学長) は、政府の顔色ばかりうかがわず、もっとまともな答申をした方がイイのではないだろうか。安易な値上げは、大反対だ。



コメント
ご意見賛同いたします
各ビールメーカーが低調するビールの販売をなんとか上昇させようと知恵を絞り汗を流して開発した発泡酒や雑酒を、安易に増税するのは商品開発者への冒涜だと思います
税を考える人も安易に増税するんじゃなく、知恵と汗を搾り出すべきなんじゃないでしょうか
Posted by: 通りすがり | 2005年01月20日 09:37
どうも、通りすがりさん、ありがとうございます。
僕がいいたかったのは、まさにそこなんですよ(^◇^;)
僕は、いち消費者なので、ビール会社の肩を持つわけではないのですが、メーカーの開発者の方々が額に汗して、苦労し、安くおいしいものを作ろうとし、売れたからといって、税金を上げるというのは、あまりにも安易というか、まさに「冒涜」だと思います。
政治家は、政治を行って、報酬を得ているのですから、もっと額に汗して、いや開発者の方の給与からすると、遥に大きな報酬(年金も含め(^_^;)をとっているのですから、血を流してでも、努力すべきですよね。
いまや、国と地方の赤字は、1000000000000000円にも達するといわれる天文学的な数字をどうするのか、努力してもらいたいものです。
Posted by: GK68 | 2005年01月21日 01:52