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2004年11月23日

●イランの核開発が懸念???

 ブッシュ大統領が、イランの核開発に懸念しているという。

■イランの核開発、依然として懸念…米大統領 ………………………………………………………
 【サンティアゴ=菱沼隆雄】ブッシュ米大統領は20日、小泉首相との会談後の記者会見で、イランの核開発疑惑について、イランが英仏独との協議でウラン濃縮関連活動の全面停止を表明したことについて、「(英仏独)3か国の努力に感謝する」と述べたものの、「イランが核兵器開発につながる原料の処理を加速しているとする報道があるなど、イランの(核開発への)意図については懸念している」と語り、警戒する姿勢を崩さなかった。
              (2004/11/21 読売新聞)
 しかし、核兵器が、全世界の人々(のみならず全ての生物)の生命を脅かしているという点では、世界でもっとも凶悪で、圧倒的多数の核兵器を持っている米国の核兵器の方が、恐怖に感じる。
 さらに、1968年には、核拡散防止条約が調印され、核兵器を所有国を制限するという約束事がなされた。しかし、その後、イスラエルは、核兵器を所有している。イスラエルは、この条約を批准していないとはいえ、世界平和、あるいは地球上の生命の保護という側面では、あきらかに弾劾されなければならない。だが、ブッシュも、マスコミも、このことには、ほとんどふれられることはない。
 アメリカ(あるいはイギリス)の政治において、イスラエル建国は、中東の石油利権を独占するという意味で、非常に大きな意味を持つ。アメリカの強大な軍事技術は、イスラエルに売却され、イスラエルは、世界の中でも最先鋭の軍事力を持つにいたっている。このことから考えると、イスラエルの核開発は、アメリカの手引きによっておこなわれた可能性は大きいと思うし、また、そうでないとしても、イスラエルが核開発をおこない、核兵器を持ち、中東諸国に威圧できることを、アメリカは望んでいるのである。
 裏を返せば、なぜアメリカは、イランをなぜ敵視するのか。
 かつて、アメリカは、イランの石油利権を独占していた。イランから産出される石油でもって、アメリカは富む一方、イランの人々の多くは、とても貧しい生活を強いられていた。そうした不条理に怒ったイランの人々は、79年に革命を起こし、自国から産出される石油を取り戻したのだ。
 それに対して、アメリカは、現代の植民地ともいっていいと思うが、必死でイランの石油を再び、みずからのものにしようと、さまざまな口実を作っては、イランだけではなく、中東の石油利権の独占を狙っている。

 最近のニュースでは、自民党幹部筋の話として、今、自衛隊がイラクから撤退したら、その後の石油のこともあるし、と発言したのを聞いた。

 イラクの人々の人権が、とか、フセインの独裁だとか、大量破壊兵器だとか、もっともなことをいいつつ、戦争に突入したが、要は、欧米列強+日本による石油利権の簒奪に他ならない。そんなことで、殺される立場の一般民衆(僕なんかもそういう立場だが)は、ほんとうに浮かばれない。

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