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2004年11月19日

●オウム真理教が危険団体

 政府は、11月12日に、「オウム真理教対策関係省庁連絡会議」(議長・二橋正弘官房副長官)を開き、団体規制法を存続することを確認したよう。
 その理由として、


 会議では、警察庁が同教団関係者が最近起こした傷害致死事件などを紹介し、オウム真理教の体質が変わっていないことを報告した。また、公安調査庁は、教団に依然として危険性があり、関係施設がある自治体から観察処分の継続、強化を望む声が強いことなど、同法を存続すべき理由を説明した。
『読売新聞』

 「同教団関係者が最近起こした傷害致死事件」を、最大の理由としているが、この事件は、オウム真理教から抜けてできた別組織が起したもの。
 しかも、この抜け出したケロヨングループという組織は、教祖・麻原が逮捕された後、上祐(現在、失脚中らしい)が教団トップになり、麻原の誤ちを認めたことに対し、麻原主義に返る(かえる=カエル=ケロヨン)という、いわゆる原理主義集団であり、アレフと名称変更する以前のオウム真理教に極めて近い団体である。いや、むしろ獄中にとらわれている麻原に帰依することにより、徹底的に過激化せざるをえないという方が、正確かも知れない。
 いずれにせよ、ケロヨングループが、かつてのオウム真理教と似たような事件を起こすことは、明白だったといえる。
 こんなことは、公安調査庁や警察は、当然分かっていたワケで、きっと犯罪を犯すのを待っていたのだろう。いわゆる、「泳がし」というやつ。
 しかし、このような「泳がし」がなければ、人の命が救われていたかもしれない。
 ケロヨングループが、犯罪を犯すのを待ち、待ってましたと、現アレフが危険だとする。
 本当に危険なのは、オウム真理教原理主義集団がいるのを分かっていながら、何の対処もせず、平気で泳がせる公安調査庁や警察の手法ではないだろうか。

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