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2004年11月13日

●アラファト議長亡くなる

 パレスチナ解放機構(PLO)議長であったアラファト氏が亡くなった。
 アラファト議長(正確には、元議長だけれど、敬意を表して議長と書きます)は、パレスチナ解放闘争の指導者で、多くの民衆の支持を受け、議長になった。アラファト議長のひつぎ

 イスラエルは、以前からアラファト議長の暗殺を計画していた。絶大な支持と指導力を持つアラファト議長を殺害すれば、パレスチナ解放運動が、おさまると思っているのだろう。

 そして、イスラエルの思惑通り、アラファト議長は、亡くなった。

 しかし、思惑通りになるだろうか。

 僕は、絶大な支持と指導力を持つ、アラファト議長が亡くなると、中東情勢は、ますます混迷の度を増すのではないかと思っている。

 パレスチナを始め、中東では、好き勝手に自分たちを支配しようとするアメリカを始め、イスラエルなどにたいする憎悪が深まっている。パレスチナでは、毎日、イスラエル軍に人々が殺されているのだ。目の前で、親や兄弟、友人などが、次々と殺されたら、いったいどう思うだろうか。そして、つぎに、自分も殺されるかもと思ったとき、いったいどう行動するだろうか。同じ死ぬなら、自爆で、何人かのイスラエル人やアメリカ人を巻き込んで死んでやると思うかも知れない。

 そういう怒りや悲しい気持ちが、いま、パレスチナや中東では、あふれている。いつ、大爆発してもおかしくなかったのだが、アラファト議長が、絶大な指導力と支持により、なんとか押さえてきていた。

 そのアラファト議長も、もういない。

 多くの人々が、これ以上、悲しい思いをしないためにも、アメリカは、イラクから撤退し、イスラエルへの巨大な軍事援助を止め、イスラエルは、占領地からの即時撤退をすべきだろう。

 戦車や機関銃で、人間がいうことを聞くと思っているのは、独裁者だけだろう。




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