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2004年05月08日

●犬扱いする女性兵士

 イラクでの米国や英国の兵士が、イラク人に対して、屈辱的な扱いをしている写真が、マスコミをはじめ、ネット上でもカケ巡っている。
 それらの写真の中で、ヒトキワ目立つ一人の女性。
 何者かと思っていたが、米軍の上等兵だという。
 彼女は、母親への電話で

間違った時に間違った場所にいた(毎日MSN)
と語ったという。
 彼女が、何を言いたいのかは、時間とともに、明らかになるだろう。
 しかし、僕が思うのは、イラクへの侵攻という、ブッシュ大統領の「間違った政治」によって起った「間違い」だろうと思う。
 写真の中で、彼女は、自分の置かれている状況とは、およそ不釣り合いな笑顔で写っている。
 新聞の中で、彼女の友人の1人は
彼女は犬の首を引き回すようなことはしない(前述)

と語ったという。
 しかし、「犬の首」は、引き回すことはできないが、犬に見たてた人間は「引き回す」ことができる(た)のだ。
 友人の話にあるように、彼女は、キット普段は、「犬の首を引き回す」ようなこともしない、優しい女性なのだと思う。しかし、戦地において、人間として、最低のことをおこない、カワイらしい笑顔で、ピースまでして、写真におさまっている。
 大義のない戦争が、これほどまでに、人間性をオトシめ、人間を変えることができるのかという、典型的な例であろう。
 第2次大戦中の日本の兵士の残虐な行為を思い出さないワケにはいかない。
 中国や韓国の人の首を切りおとし、その首を持ち、得意げな日本兵の写真には、誰しも、衝撃を受けると思うが、彼らとて、本国・日本に帰れば、いい父であったり、いい青年であったろう。
 戦争こそが、その兵士の人間性を、最低におとしめる、最悪の原因なのだと思う。
 イラクに行っている自衛官もまた、自らの人間性が崩壊しないウチに、撤退させなければならない。

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