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2004年04月28日

●民間の支援者の障害に

 外務省外郭の国際交流サービス協会は、はじめに人質となった3人に、約237万円を請求したという。『産経新聞』
 また、これとは別に、外務省は、3人に対して、12万円余りを請求する。
 政府にとっては、たいした額ではないだろうし、外務省外郭団体に天下りしている元官僚にとっては、キットたいした額ではないだろう。
 しかし、一般的な家庭においては、非常に大きな額である。

 さて、今、日本の経済はドン底である。とりわけ、小泉さんの「痛みのともなう改革」のあと、日本株は大きく売られ、倒産する企業は増え、絶望の中で自殺する人も大きく増えた。
 しかし、それでも、海外には、多くの日本製品が輸出されている。
 さらに、10年ほど前までは、世界で最高クラスの経済力を誇り、ジャパン アズ ナンバー1という言葉が流行ったこともあった。
 しかし、そうした経済大国であるという反面、エコノミックアニマルだとか、経済1流××3流だとかと言われてきた。
 今でも、欧米に比べ、民主主義や基本的な人権意識の成熟の度合いは、はるかに劣っているように思う。
 韓国の政治の動きなどみていると、つい十何年前まで軍事独裁政権だったとは思えないほど、民主主義は成熟してきているように思う。
 日本の状態とは、まるで異なるように思えてならない。
 しかし、政治は3流だ、民主主義の程度は低いと、欧米諸国から揶揄される、そうした日本にも、自らの命を返りみず、世界で活躍する人間がいると、皮肉にも、今回の人質事件で、明らかになった。
 米国のパウエルも認め、フランス人も認めている。日本人は、エコノミックアニマルばかりじゃないと。

 自分の生かし方を、海外青年協力隊として、あるいはNGOの一員として、はたまた医師として、貧しい国や政情の不安定な国へ行く人は、たくさんいる。
 しかしそうした国で事故や事件に巻き込まれた時、多額の金を請求されれば、二の足を踏む人も増えるだろう。
 やっぱり、日本人は、金儲けしか興味のないエコノミックアニマルだと、再び言われるようになるのだろうか?

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コメント

まさにそのとおりです。(失礼私も最近始めたくせに、すぐ横からは「鍋奉行」のように口出してしまいます)
あなたのように、本来日本人は、「農耕形共同・連帯意識」が強いDNAをもった人達が多いのです、江戸時代の「5人組制度」のようなものです。ずっと「助け合い」「相互扶助」でやって来たのに、明治以来西欧の「キリスト教的個人主義」がやって来た頃から、「自己責任」(個人)になってきて、とうとう「家」つまり「国家」という組織が、個人の集まりと化したような気がします。年金制度もそうです。当初は、少なくとも残っていたはず?の「相互扶養」の精神で始まったのですが、国からして「払わなければもらえませんよ」というキャッチフレーズを出したことで、それだったら要らないから「払わない」という考えになってきたのです。結局「自己責任」を負えば良いんでしょ。となります。老後どうしても困窮したらさっさと自殺します。今現在のお金は払いたくない。私も考えますよ。しかし、年老いた両親、いや戦後焼け野が原から努力してこの様な国に復活してくれた先輩たちに感謝の気持ちがあるから「お礼」としての年金を支払っているのです。決して余裕はありませんが。しかし、そうして先輩たちを敬い支払うことで、きっと今から育つ子供達から自分も面倒をみてくれるのではないだろうかと、「信じていたい」のです。それが国家を存続させる「唯一」のアイデンティティのよりどころではないでしょうか。それを、政府が「自己責任」と放り出されたら私達はこの地球上のどこで生きていくのですか。
ただ。おそらく、ここで議論されている人達のような、「まとも」な人達が、本当は多くを占めていると信じています。おかしいのは今の政治家や一部の変質的「欧米型個人主義」に、自分では気づかない洗脳された人達だと思います。日本人は「血」(DNA)にインプットされているのですから、どれだけ、のぼせようとも、簡単に変わることは出来ないのです。目を覚ますときはきっとやってくると信じましょう。

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