●学資と生活保護
生活保護費の一部を、学資として積み立てたため、生活保護費を減額されたことを巡って、最高裁が、判断を下した。
生活保護法の趣旨にかなった貯蓄であれば、生活保護費は減額されない『読売新聞』
というものだ。
まったく、当然の判決だろう。そして、大事なことは、これで、「高校進学のための貯蓄」とは、憲法で保障される「健康で文化的な最低限の生活」に必要なものだということが、法的に確定したことだ。
逆に言うと、この判決以前は、「高校進学のための貯蓄」を認めてこなかったワケで、「生活保護」を受けている家族の子どもは、高校に行く必要ナシという判断をしてきたことになる。
さて、この「健康で文化的な最低限の生活」を、具体的なものになる過程には、多くの人の人生をかけた努力がある。「朝日訴訟」の朝日さんは、裁判の途中で亡くなっている。この裁判でも、提訴から、13年も経ち、原告の方は、亡くなっている。こうした歴史は、後世に残さないといけないと思う。


