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2004年01月16日

●『ネクタイの数学』


 職場で、手にネクタイを持った、若い学生らしい男性から声をかけられた。
 「あの~、ネクタイの結び方教えてもらえませんか。」
 僕は、こころよく教えたのだが、彼は、手にネクタイを持ったままで、いっこうに結び始めようとしない。仕方がないので、僕が結んであげることにした。
 彼は、まったく恥ずかしいそぶりも見せずに、中を見上げ、覚えるそぶりも見せずに、僕になされるがまま。こっちが恥ずかしい(^_^;)
 最後に、「ありがとうございました」と、喜んでお礼を言ってくれたが、僕は、思わず苦笑してしまった。

 ということで、フレッシュマン諸君! お気に入りの本を紹介しよう。
 『ネクタイの数学 男性の首に一枚の布を結ぶ85の方法』(トマス・フィンク ヨン・マオ著)新潮OH!文庫発行
 である。
 この本のおすすめは、
〈1〉「ケンブリッジのダンディな物理学者」が、ネクタイの結び目理論から、可能な限りのネクタイの結び方を紹介している点にある。僕は、トポロジーだとか結び目理論だとかいわれても、よく分からない(^◇^;)のだが、ネクタイの結び方に、科学的に85しか結び方がないという結論は、とても興味をそそられた。
〈2〉また、数学的な結び方の探求のみならず、ネクタイの歴史を紹介してくれていて、これまたとても面白いものであった。
〈3〉85の結び方は、あくまで数学的なものであって、実用的でないものもある。そこで、筆者は、13の結び方を奨励してくれている。また、それぞれの結び方の由来やエピソードなども紹介してくれている。ネクタイのウンチク、トリビアになるのではないだろうか。話のネタにもなる。
 オーソドックスなものから、襟の形に合わせた結び方、人とはちょっと違う特徴的なものまで、ネクタイの結び方一つで、結構楽しめる。
 興味のある方は、どうぞ(^o^)

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コメント

本がおしい

今、就職前の学生です。一応結び方は知っているのですが、いろんな結び方を知ってみたい気持ちと、「何でこんなもの締めるんだろう」という気持ちとから、数年前に見かけたこの本をさがしだしました。でも今は絶版、ネットで古本を探したら、元の価格の8倍くらいになってました・・・×××そのサイトでの評価もかなり高かったですよ!初めて見かけたあの日、買っておけばよかった。

 ええ!
 絶版なんですか! そりゃあ、残念。結構面白い本なんですがねえ。
 この本を読んでから、人のネクタイの締め方に関心を覚えました。よく見てみると、ネクタイの結び方にこだわっている人もいるんですよね。
 でも、絶版になったということは、あまりネクタイの結び方にこだわらない人が多いのかなあ(^◇^;)

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