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2003年12月20日

●映画『ナショナル7』

 『ナショナル7』という映画を見た。
 障害を持つ人だって、当然にも、性欲がある。そして、満たされたいという気持ちを、障害を持つ人たちの、さまざまな思いやいらだち、そして、そういう人としての当然の気持ちを、サポートする側の人間がどう向き合っていくのか、多くの葛藤を描いている。
 大切なのは、やはり相手と真剣に向かい合い、葛藤していくことだと、映画を見ていて感じた。
 フランスでは、日本と違い、売買春というのは、「売る」方も「買う」方も、厳しく罰せられるようである。そして、そういう違法か否かということだけでなく、社会常識的にも、理性的にも、売買春は、許されないものであるように描かれている。そういう環境の中で、障害を持つ人が、やむをえず売春すること、あるいは、それをサポートすることはどうであるのか。
 「いい」とか「悪い」という結論が、重要なのではない。また、「必要悪だよね」という割り切り(開き直り)でもない。自分、あるいは他人が幸せになろうとするとき、どうそれを実現するのかということを、本当に悩みぬかないと、いい生き方はできないなあと、映画を見て、しみじみ感じた。
 機会があれば、是非見てください。実話を映画化したものだそうで、しかもフランス映画なので、派手なバックミュージックなんかなく、たんたんと物語は進んでいくけれど、とてもいい映画でした。

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コメント

私は出張ホストをやっていまして、障害を持った女性にもサービスを提供しています。10%ですが、障害者割引きもしています。
ほとんどの出張ホストは、「金をもらえて女とヤレればラッキー」って考えていますから、障害を持った女性に性的サービスを提供するなんて、全く考えも及ばない行為のようです。
かなり多くの風俗店(セックスワーカー自身も)が障害を持った男性を受け入れていることとは対照的です。
現状では、障害を持った女性に対する性的サービスは、ほとんどありません。
ちなみに、健常者の男性は、障害を持った女性に性的サービスを提供する私のような人間が嫌いなようで、よくイヤガラセのがあります。
「障害を持つ女性に買春させるなんて酷い!」なんてメールも来ます。いったい、どうやって、わたしが強制的に買春させることが出来ると言うのでしょうか?障害を持つ女性には自分で判断する能力も資格も無いといいたいのでしょうか?
私は、健常者の買春が許される(社会的になんら制裁を受けない)のですから、障害者の買春が良い悪いを、健常者(男も女も)から言われる筋合いは無いと考えています。

はじめまして!
私もこの映画、とてもいい作品だと思います。
最後のほうで、障害者の女のコが“どうして女のコは国道にいけないの?”とはにかみながらきいてましたよね。
私は、生活のために望まないのに売春をせねばならない境遇の方は気の毒だとは思いますが、
貴方のように、プロのサービス業、というプロフェッショナル魂を持って風俗業界で働いてらっしゃる方を尊敬しています。
嫌がらせなんかに負けずに、頑張ってくださいね。

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